射場石利石材株式会社

営業時間:午前8時〜午後6時 無休(年末年始休み)

0120-148-183

お問い合わせはこちら

ブログ

2026.04.15

最後の『おはよう』は、もう言えない。(109left)

 

 

あの朝──

父に「おはよう」と、言えなかった。

 

言えなかった、じゃない。

言わなかった。

 

いつも通りの朝だった。

いつも通りの食卓。

父は新聞を読んでいた。

 

自分は──ただ、通り過ぎた。

 

それが、最後だった。

 

 

ありませんか。

 

あの時、言えばよかった一言。

伝えればよかった、あの気持ち。

 

「もう遅い」と思っているかもしれません。

 

そうです。

時間は、戻りません。

 

けれど──

 

お墓の前に立つと、不思議なことが起きます。

 

「おはよう」

「ありがとう」

「ごめん」

「また来たよ」

 

生きているときには、出てこなかった言葉が、

そこでは、当たり前のように出てくるのです。

 

なぜか。

 

 

新聞で、一首の短歌に目が留まりました。

 

「生前は言えなかった挨拶を毎日交わすおはようおやすみ」

 

うまい、とは思いませんでした。

 

ただ──

胸の奥に、静かに刺さりました。

 

抜けないまま、残る種類の言葉でした。

 

 

ここを、誤解しないでほしいです。

 

お墓は、「終わり」ではありません。

 

多くの人が、そこを履き違えています。

 

だから、足が重くなる。

後ろめたさを抱えて向かう。

 

違います。

 

お墓は、未来です。

 

過去の人が眠っている。

今の自分が手を合わせる。

まだ見ぬ誰かが、いつか訪れる。

 

時間が、重なっている場所なのです。

 

だから──

言えなかった「おはよう」が、言える。

 

しかも、一度だけじゃない。

何度でも、言い続けられるのです。

 

射場石利石材が守っているのは、墓石ではありません。

 

言えなかった言葉が、言える場所です。

 

どんな石材を使うか。

どんな型にするか。

 

それも大事です。

 

でも、本当に問うているのは一つだけです。

 

「また来たい」と思えるか。

 

責める場所ではありません。

受け取る場所です。

 

あの人の声が、聞こえる気がする場所。

「ちゃんとやれてるよ」と言われる気がする場所。

自然と、背筋が伸びる場所。

 

そこをつくるために、向き合ってきました。

 

先祖代々、324年も。

 

きれいごとではありません。

それが、石に向き合うということだと、信じているからです。

 

 

生きているうちにしか言えない言葉が、

今日も、静かに積もっていきます。

 

お墓は、過去を悔やむ場所ではありません。

 

未来の自分を、決める場所です。

 

「ちゃんと伝えよう」と決める場所です。

 

あなたの生き方を変える場所です。

 

だから──

 

今日、言ってほしい。

 

「おはよう」

「ありがとう」

 

もし、まだ間に合うなら。

今日、言ってほしい。

 

それが、いちばんの供養になります。

 

お墓とは、今日を笑顔にするもの。

明日を、前に進めるもの。

 

いってらっしゃい。

 

この季節の光の中で、

あなたの「おはよう」「ありがとう」が、ちゃんと届きますように。

 

 

射場石利石材 六代目当主

射場一之

 

 

私たちは石を売りません。

100年後の家族の背骨を、設計しています。

 

 

 

【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj

 

【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872

 

  • 一覧へ戻る