
2026.01.01
遺骨が仮設住宅に眠る現実——私たちは、故人と向き合える場所を作る(206left)

「遺骨は今も、みなし仮設住宅で保管している」——この現実を、あなたは想像できるでしょうか。
狭い仮設住宅の一角。
そこに、そっと置かれた一つの骨壺があります。
地震で妻と長男を失った、79歳の男性。
彼は今も、その二人の遺骨を自分の暮らす仮設住宅で守り続けています。
朝、目を覚まして「おはよう」と声をかける相手。
外から戻り、「ただいま」と告げる相手。
それは、骨壺です。
そんな日々が、震災から時間が経った今も、静かに続いています。
本当は、納骨したい。
けれど、墓地にある墓石は地震で倒れたまま。
修復の目処は立たず、当面それは叶いません。
彼の言葉が、胸に深く刺さります。
「2人には、これからの人生があったのに。それを思うと、かわいそうでならないんです」
私たちは、つい忘れてしまいます。
お墓は、ただ「そこに存在するもの」ではないということを。
それは、遺された人が日々を生きていくために、どうしても必要な「帰る場所」なのです。
では、その場所を失ったとき。
人は、どこへ向かって
「今日も頑張ったよ」と語りかければいいのでしょうか。
男性は今、地震で壊れた白米千枚田の復興に、人生を捧げています。
1,000枚を超える棚田は、地震で亀裂が入り、追い打ちをかけるように豪雨で泥に埋まりました。
大型重機は入れません。
だから、すべてが手作業です。
79歳の身体で、バケツリレーのように土砂を運び、崩れた畦を一つひとつ積み直す日々。
「泥をかき出していると、ふと2人の笑顔が浮かぶんです。
だから、千枚田を直すことは、2人のためにもなる気がして……」
その言葉には、失った悲しみを、なんとか前に進む力へ変えようとする
静かで深い覚悟が宿っています。
けれど同時に、彼にはまだ「本当に帰りたい場所」が整っていません。
妻と長男に、今日流した汗を報告できる場所が。
人は、大切な人を失ったとき、その悲しみを「何か」に変えなければ、立ち上がれません。
彼にとって、それが千枚田でした。
泥だらけになって棚田を直すことが、彼の「生きる理由」になっています。
それは、とても尊いことです。
けれど——。
もしも、彼に「いつでも会いに行ける場所」があったなら。
妻と長男の前で手を合わせ、「今日も千枚田、少し直せたよ」と穏やかに報告できる場所があったなら。
彼の悲しみは、もう少し違う形で、心に収まっていたかもしれません。
お墓は、死者のためだけにあるのではありません。
それは、生きている私たちが「今日を生きる力」をもらう場所なのです。
射場石利石材が、創業以来問い続けてきたこと。
それは、「お墓とは何か」という問いです。
私たちにとって、お墓はただの石碑ではありません。
家族が、安心して「また会いに行ける」場所。
どんな災害が起きても、大切な人を思い続けられる場所。
それをつくることが、私たちの使命です。
倒れた墓石を前に、途方に暮れる人がいてはいけない。
大切な人に会いに行けない悲しみを、誰にも味わわせてはいけない。
遺骨を仮設住宅に置いたまま、何年も過ごす人がいてはいけないのです。
だから私たちは、ただお墓を建てるのではなく、「免震」や「防水・防虫」にこだわったお墓を建てています。
それは技術であり、想いであり、お墓づくりに携わる者としての覚悟そのものです。
男性さんは今も、仮設住宅で二人の遺骨と暮らしています。
いつか、お墓を直せる日を待ちながら。
その姿を前に、私たちは自分自身に問いかけずにはいられません。
あなたの大切な人は、今、安心して眠れる場所にいますか。
そしてあなたは、「また会いに行ける」と確信していますか。
もし、少しでも不安があるなら。
もし、「このままでいいのだろうか」と心のどこかで感じているなら。
それは、あなたの心が何かを訴えている証拠です。
大切な人を思う気持ちに、遅すぎるということはありません。
今日、この瞬間から、できることがあります。
射場石利石材は、あなたの家族の物語を、これからもずっと守り続けるために存在しています。
石を扱う仕事ですが、本当に預かっているのは、人の心と、人生と、家族の絆です。
どうか、一度お話を聞かせてください。
あなたが大切にしたいもの。
守りたいもの。
そして、「帰りたい場所」について。
私たちは、全力でそれを形にします。
それが、射場石利石材の覚悟です。
お墓。
それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を元気にしてくれるもの。
いってらっしゃい。
新しい年の始まりに、あなたとあなたの大切な人に、心安らかな日々が訪れますように。
Let’sお墓参り!

射場石利石材
六代目当主 射場一之
電話・メール・LINE、あなたにとって一番ストレスのない方法でご相談ください。
どうぞお気軽にご店ください。
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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