2025.10.21
お墓参りが教えてくれる、本当の幸せと心の満たし方(273X left)
あなたが最後に、損得抜きで、本気で誰かの幸せを願ったのはいつですか?
その瞬間、胸の奥がじんわり温かくなる、あの感覚。
忘れていませんか?
私たちは今、スマホを開けば「いいね」の数を気にし、仕事では評価を追い求め、休日さえも「自分へのご褒美」で埋め尽くす。
毎日必死に頑張っている。
なのに、ふと夜、一人になったとき、こう思うんです。
「こんなに自分のために生きているのに、なぜ心が満たされないんだろう」
その答えを、私は320年以上続く射場石利石材の当主として、何千という方々のお墓参りに立ち会う中で見つけました。
それは、さわやかな五月晴れの日のことでした。
30代半ばとおぼしき女性が、一人で墓前に立っていました。
彼女は当時、保険会社で営業をしていて、連日の残業とノルマに追われる日々。
上司からは「結果を出せ」と詰められ、同僚とは数字を競い合う。
家に帰れば、疲れ果てて布団に倒れ込むだけ。
朝起きても、また同じ一日が始まる。
「生きている意味がわかりませんでした」と、その方はなぜか初対面の私に打ち明けてくれました。
そんな彼女が、亡くなったおばあ様のお墓参りを、ふと思い立って始めた。
最初は義務感だけだったそうです。
でも、墓前で手を合わせたとき、不思議なことが起きたそうです。
祖母に「私、頑張ってるよ」と報告する自分がいた。
そして、「おばあちゃん、向こうで幸せ?」と、心から願っている自分がいた――そうです。
その瞬間、目から涙が溢れたそうです。
「自分のことばかり考えていた」ことに、初めて気づいたんだそうです。
そして同時に、誰かの幸せを願うことが、こんなにも心を満たすものだということも。
それから彼女は毎週末、お墓参りを続けたそうです。
すると、日常が変わり始めたそうです。
電車で疲れた顔の人を見ると「あの人も頑張っているんだな」と思えるようになった。
仕事でミスをした後輩に「大丈夫、次があるよ」と自然に声をかけられた。
上司に叱られても、「この人も会社のために必死なんだ」と受け止められるようになった。
そして何より、夜ベッドに入ったとき、心が温かいのだそうです。
「おばあちゃんが見守ってくれている。そう思うと、自分だけじゃないって感じられて。不思議なんですけど、人に優しくできる自分が、一番心地いいんだって気づいたんです」
彼女の言葉を聞いて、私は確信しました。
お墓参りは、「他人の幸せを願う心」を取り戻す、最も確実な方法なんだと。
現代社会は、「自分ファースト」を叫びます。
自己実現、自分磨き、自分らしさ。
でも、そればかり追いかけると、心は次第に渇いていく。
なぜなら、人間の心は本来、「誰かの幸せを願うとき」に最も満たされるようにできているからです。
私は射場石利石材の六代目として、この仕事に誇りを持っています。
私たちは320年以上、ただの石を売ってきたのではありません。
人々の「誰かを想う心」を、形にしてきたのです。
先代たちが大切にしてきた「石工の技をもって利他に励む」という理念。
だから、当店の屋号は「石利(いしり)」なのです。
これは、お墓を作ることを通じて、人々の心に「他者への想い」という種を蒔き続けることでした。
その種が芽吹き、花開くとき、人は本当の意味で心豊かになれる。
私はそう信じています。
お墓参りで手を合わせる時間は、たった5分かもしれません。
でも、その5分間に、あなたは「自分、自分」という檻から解放されます。
亡くなった祖父母に感謝を伝える。
両親の健康を願う。
子どもたちの幸せを祈る。
そこにあるのは、打算のない、純粋な「想い」だけです。
そして、その心は日常に持ち帰れます。
お墓参りで培った「誰かの幸せを願う心」が、職場で、家庭で、街で、自然と溢れ出してくる。
すると不思議なことに、周りの人もあなたに優しくなる。
温かい言葉が返ってくる。
人生が、少しずつ変わり始めるのです。
今、この瞬間から、あなたにもできることがあります。
まずは今週末、家族と一緒にお墓参りを計画してみてください。
お花とお線香を持って、墓前で静かに手を合わせる。
それだけでいいんです。
「おじいちゃん、元気?」
「おばあちゃん、ありがとう」、
そう心の中で語りかけてみてください。
もしお墓が遠くて行けないなら、仏壇の前でも、写真の前でも構いません。
大切なのは「想う心」です。
5分間、誰かの幸せを純粋に願う時間を持つこと。
その小さな習慣が、あなたの残りの人生を、まったく違うものに変えていきます。
そして、もしお墓のこと、お墓参りのこと、少しでも気になることがあれば、どうか遠慮なく射場石利石材にご相談ください。
「こんなこと聞いていいのかな」と思うような小さな疑問でも、私たちは真剣にお答えします。
「小さなことほど丁寧に。当たり前の事ほど真剣に」それが、私たちのモットーです。
そして、私たちの仕事は石を扱うことではなく、あなたの心が豊かになるお手伝いをすることだからです。
320年続いてきた射場石利石材の想いは、ただ一つ。
「未来の誰かの笑顔」のために、今を生きること。
その笑顔の一つが、あなたのものであってほしい。
心からそう願っています。
誰かを想う5分間から、あなたの人生は変わります。
今日から、始めてみませんか?
お墓。
それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を元気にしてくれるもの。
行ってらっしゃい。
射場石利石材
六代目当主 射場一之
電話・メール・LINE、あなたにとって一番ストレスのない方法でご相談ください。
もちろん、来店でのご相談も承っています。
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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