射場石利石材株式会社

営業時間:午前8時〜午後6時 無休(年末年始休み)

0120-148-183

お問い合わせはこちら

ブログ

2026.05.14

遺品のにおいを嗅いで、人は今日を生きている。(80left)

 

においを、かいだことがある。

 

捨てなければ、と思いながら。

捨てられない、と知りながら。

 

 

新聞の片隅に、こんな一首がありました。

 

「捨てねばとにおいをかいで抱きしめてまた仕舞い込む夫の遺品」

 

読んで、止まりました。

 

「わかる」とは思いませんでした。

そんな言葉は、軽すぎます。

 

ただ、胸の奥の、名前のつかない場所が、静かに崩れました。

 

 

 

人は、勘違いをしています。

 

お墓は、過去のものだと。

死んだ人のための場所だと。

行けば、悲しくなるものだと。

 

違います。

 

お墓の前に立ったとき、人は、不思議なことをします。

 

手を合わせて、今日のことを話しはじめる。

 

「最近、こんなことがあってね」

 

「あの子も、もう就活ですよ」

 

「ちょっと、疲れてて」

 

死者に、報告する。

死者に、愚痴をこぼす。

死者に、笑いかける。

 

これは、過去を向いているのではありません。

 

今日を、生きるための儀式です。

 

 

 

あの短歌の女性は、知っているのです。

 

夫の遺品を捨てることが「正しい」と、頭のどこかでは、わかっている。

 

それでも、においをかぐ。

抱きしめる。

また、仕舞い込む。

 

それを、弱さと呼ぶ人がいるかもしれません。

 

違います。

 

あれは、生きる力のありかです。

 

人は、繋がりからしか、立ち上がれない。

記憶の温度がなければ、前を向けません。

 

においの奥に残っている、あの日の気配。

何気ない会話。

一緒にいた時間。

 

その見えないものが、今日を、生きる力になる。

 

お墓は、その「繋がり」を、石に刻んで残したものです。

 

 

 

射場石利石材が守っているのは、石ではありません。

 

「あそこへ行けば、また会える」

 

その感覚です。

 

「私は、ひとりじゃない」

 

その確信です。

 

軽くしない。

飾らない。

誤魔化さない。

 

人の一生に寄り添うというのは、綺麗な言葉を並べることではありません。

 

黙って、そこにいること。

 

どんな季節も。

どんな年月も。

 

ただ、そこにいる。

 

 

 

あの女性は、今日もきっと、遺品の箱を開けるでしょう。

 

においをかいで、抱きしめて、また、そっと仕舞い込む。

 

そして、立ち上がる。

 

ご飯を作る。

誰かに電話をする。

笑う。

 

それが、生きるということです。

 

お墓は、後悔の場所ではありません。

 

お墓は、覚悟をもらいに行く場所です。

 

今日を、生きる覚悟。

明日を、生ききる覚悟。

 

 

 

お墓。

 

それは、今日を笑顔にするもの。

 

それは、明日を元気にしてくれるもの。

 

いってらっしゃい。

 

新緑の風が、あなたの背中を、そっと押してくれますように。

 

 

 

私たちは、墓石を売っていません。

「後悔を、未来に変える場所」をつくっています。

 

射場石利石材

六代目当主 射場一之

 

 

 

【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj

 

【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-04
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872

 

  • 一覧へ戻る