
2026.07.01
3年間、会えなかった。だから、一生忘れられない時間になった。(44left)

大切な人に、三年間、会えないとしたら。
その時間は、失われた時間でしょうか。
それとも──
人生で、いちばん大切な時間になるのでしょうか。
ある投書を読みました。
中学へ上がる前まで、祖父母と一緒に暮らしていた高校生のお話です。
魚釣りへ行った日。
犬の散歩をした夕暮れ。
運動会で、一番大きな声で応援してくれた人。
いつも隣にいてくれることが、当たり前でした。
ところがある日、祖父が病に倒れます。
入院。
けれど、会うことはできませんでした。
病院の年齢制限があったからです。
高校生になるまで、面会は許されませんでした。
三年。
千日を超える時間です。
季節は十二回巡り、誕生日を三度迎えても、
会いたい人には、会えませんでした。
でも──
それを「不幸」と呼ぶのは、まだ早いのかもしれません。
ようやく許された面会。
時間は、わずか十五分。
本を読んだ。
学校の出来事を話した。
テストの点数を、少し得意げに報告した。
すると祖父は笑って、「さすがやね。俺に似たっちゃろ。」
そう言って、看護師さんにまで孫を自慢していたそうです。
十五分。
時計で見れば、ほんの一瞬です。
でも、三年間待ち続けた人にとっては、その十五分は、人生が凝縮された時間になります。
会えなかった時間は、無駄ではありません。
その時間があったからこそ、会える時間の価値は、何倍にも輝いたのです。
愛は、会う回数ではなく、思い続けた時間によって、深くなることがあります。
では、お墓とは、何でしょうか。
亡くなった人を、閉じ込めておく場所ではありません。
悲しみを、思い出す場所でもありません。
そこは、もう一度、大切な人と心の中で会い直す場所。
そして、今日を生きる力を、受け取りに行く場所です。
祖父はもう、手を握ってはくれません。
笑いません。
「さすがやね」と、言ってくれることもありません。
それでも、あの日の笑顔は消えません。
十五分という時間は、いまも、その人の心を支え続けています。
人は、記憶によって生かされることがあります。
射場石利石材が守り続けているもの。
それは、石ではありません。
お墓でもありません。
「忘れない」という、人間の力です。
誰かを思い出せる場所がある。
だから人は、また明日を生きていける。
その場所を守ることが、私たちの仕事です。
会えなかった三年も。
会えた十五分も。
そのすべてが、いまのあなたを支えています。
だから今日、ほんの少しだけ、あの人に会いに行ってみませんか。
きっと、あなたが思い出したその瞬間、あの人も、あなたの心の中で微笑んでいます。
お墓。
それは、昨日を振り返る場所ではありません。
今日を笑顔で生きる力を、受け取る場所です。
そして、いつかあなたの記憶もまた、誰かの人生を支える、かけがえのない宝物になります。
おかえりなさい。
梅雨の晴れ間に、大切な人の笑顔が、ふっと心に浮かびますように。
私たちは墓石を売りません。
百年後まで続く「記憶の交差点」を設計しています。

射場石利石材株式会社
六代目当主 射場一之
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-04
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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