
2026.04.22
その“ありがとう”、まだ届いていない。(102left)

あなたは、自分の孤独と真正面から向き合ったことがあるでしょうか。
お墓とは——
あなたの中にある「孤独」を映し出す鏡です。
一首の短歌があります。
「それでいいよと言ってほしくて聞きたくて耳をすませる墓石の前」
読んだ瞬間、胸が締めつけられました。
……いや、違います。
痛みというより——恥でした。
自分の中にも、同じものがあると気づいてしまったからです。
「それでいいよ」と、言ってほしい。
ただ、それだけなのに——
誰にも言えない。
謝れないまま、眠った夜。
飲み込んだ言葉。
喉の奥に、まだ残っている声。
その言葉には、行き場がない。
どこにも、届かない。
そう感じている人に、伝えたいことがあります。
ある、お客様のエピソードです。
お母様を亡くして、三年。
完成したお墓の前に、長い時間、立ち尽くされていました。
後から、こう話してくださいました。
「一度も、ちゃんと“ありがとう”が言えなかった。ずっと、それが苦しかった。でも——ここに来たら、不思議と……許された気がしたんです。」
涙を流しながら、顔は穏やかでした。
あれは——
「過去を終わらせた人」の顔でした。
お墓は、死者のためにあるのではありません。
言えなかった言葉の、最後の宛先です。
そして同時に——
過去・現在・未来をつなぐ「孤独の終着点」でもあります。
後悔も、失敗も、愛も。
すべてを、そこに置いていける。
黙って、受け止めてくれる場所。
それが、お墓です。
では、問いましょう。
帰れる場所がない人は、どうすればいいのでしょう?
「実家もない。家族も離れた。自分には、帰る場所がない」
そう感じている人が、確かにいます。
でも——
帰れる場所は、与えられるものではありません。
つくるものです。
帰る場所を持つ人は、折れません。
どれだけ疲れても、迷っても、「あそこに行けばいい」と思える場所があるからです。
だから私たちは、石を売りません。
人が「帰れる場所」を、この世に残す。
それが、私たちの仕事です。
私たちが守っているのは、墓石ではありません。
人が孤独にならない“構造”です。
お墓じまいで失われるのは形ではありません。
「帰れる場所」そのものです。
だから、「お墓じまいの生前予約」をお受けしています。
それは、その家族にとっての“最後の砦”だからです。
最後にお聞きします。
あなたは、いつお墓の前に立ったでしょうか。
そこに立てば——
言えなかった言葉が、浮かび上がります。
それは、苦しみではありません。
過去と向き合うことは、「今日を生きなおす」ことだからです。
お墓参りの帰り道。
人は、少しだけ違う顔をしています。
泣いていても、穏やかです。
あれは——
ずっと許されていたことに、気づいた人の顔です。
お墓とは、今日を笑顔にするもの。
明日を、生きる力に変えるもの。
いってらっしゃい。
あなたの道に、やわらかな光が差しまうように。
私たちは石を売りません。
100年後の家族の背骨を、設計しています。

射場石利石材
六代目当主 射場一之
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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