
2025.10.31
323年間、先祖代々人の死を見続けた石屋が告げる。人生は『いつか』では手遅れになる(263X left)
元禄15年から続く石屋が見てきた、人生最大の後悔
射場石利石材の射場一之です。
元禄15年、1702年から323年。
先祖代々、私たちは人の命の終わりと向き合ってきました。
何千、何万という墓石を刻み、何千、何万という涙を見てきました。
そして気づいたんです。
人は死ぬときではなく、生きている今この瞬間に、最も深い後悔を刻んでいるということに。
今日、あなたに伝えたいのは「お墓を建てましょう」という話ではありません。
「あなたは今日、誰かに『ありがとう』を伝えましたか?」
この問いに、即答できないなら、このブログを最後まで読んでください。

涙の意味を、私は知っている
先日、73歳の男性が来店されました。
定年したら、妻と北海道旅行に行くつもりだった。
「そのうち」「いつか」と言い続けて40年。
そして、妻が逝った……。
墓石の展示品の前で、彼は震える声でこう言いました。
「『忙しい』が口癖でした。
でも本当は忙しくなんかなかった。
ただ、『まだ時間がある』と思っていただけなんです」
彼の手には、色褪せたガイドブックが握られていました。
奥様が30年前に買って、ずっと大切に取っておいたものです。
私は何も言えませんでした。
ただ、彼の隣で黙って立っていました。
先週の朝日俳壇にも、こんな句が掲載されていました。
妻逝きし窓より秋の朝日射す
323年、私たちが見てきたのは、こういう光景です。
「もっと一緒にいればよかった」
「ちゃんと話を聞けばよかった」
「ありがとうを、もっと言えばよかった」
墓石の前で流される涙は、全て「やらなかった後悔」なんです。
あなたは、大丈夫ですか?
石は嘘をつかない。人生も嘘をつかない
当店の先々々代が残した言葉があります。
「石には『節理』がある。その流れに逆らえば石はいびつに割れる。流れに沿えば、石は永遠に美しい」
最初は意味が分かりませんでした。
でも、今なら理解できます。
石には目に見えない「本来の流れ」がある。
その流れを無視して力任せに割ろうとすると、石は必ずいびつに割れる。
でも、流れを読んで、丁寧に刃を入れると、石は驚くほど美しく仕上がる。
これは、人生そのものです。
私たちは、世間の期待や、他人の物差しで生きようとする。
年収、肩書き、持ち物。
それを追いかけるために、自分の心の声を無視する。
でも、それは石の節理に逆らって削るのと同じです。
心が割れていくんです。
本当の豊かさとは、何でしょうか。
高級車に乗ることですか?
大きな家に住むことですか?
SNSで「いいね」をもらうことですか?
違います。
本当の豊かさとは、大切な人と過ごす「今この瞬間」を、心から味わえることです。
朝、家族に「おはよう」と言って、相手の目を見て微笑む。
仕事から帰って「ただいま」と言って、今日あった出来事を話す。
感謝を感じたら、その場で「ありがとう」と伝える。
こういう小さなこと、当たり前のことを、どれだけ丁寧に、真剣にやれているか。
それが、あなたの人生の豊かさを決めるんです。
「どうせ死ぬ」なら、「どう生きるか」しかない
元禄15年から323年間、私たちが見続けてきた真実があります。
人は必ず死にます。
これだけは、どんな人も逃れられません。
でも、多くの人は「死」を遠い未来のことだと思っている。
だから「いつか」「そのうち」と先延ばしにする。
その結果、何が起きるか。
やりたいことをやらずに終わる。
伝えたい言葉を伝えずに終わる。
大切な人との時間を、取り戻せないまま終わる。
墓石に刻まれた故人の名を見て、私はいつも思います。
「この人は、自分の人生を生きたのだろうか」と。
墓石を見ると、その人の人生が見えるような気がします。
丁寧に生きた人の墓石は、なぜか温かい。
でも、後悔だらけで逝った人の墓石は、どこか冷たい。
墓石は、その人の生き方そのものを映し出すんです。
「小さなことほど丁寧に。当たり前のことほど真剣に」
これは、私たちの社訓です。
石を削るとき、職人は一ノミ一ノミに全神経を集中させます。
たった数ミリのズレが、墓石全体のバランスを崩すからです。
でも、これは石を削るときだけの話じゃない。
人生も同じです。
毎朝の「おはよう」
毎晩の「おやすみ」
何気ない「ありがとう」
こういう小さなこと、当たり前のことを、どれだけ丁寧に、真剣にやれているか。
それが、あなたの人生を決めるんです。
323年続く石屋として、私が確信を持って言えることがあります。
人生の質は、特別な瞬間ではなく、日常の積み重ねで決まる。
今日から、あなたの人生を刻み直す
あなたに、問いかけたい。
今日、誰かの目を見て話しましたか?
今日、心から「ありがとう」を伝えましたか?
今日、自分の心の声を聞きましたか?
もし答えが「NO」なら、今日から変えてください。
今日からです。明日ではありません。
「いつか」は永遠に来ません。
「そのうち」は決して訪れません。
あなたの人生は、今この瞬間にしかないんです。
323年の石屋が、あなたに寄り添います
お墓のご相談も、もちろん承ります。
でも、私が本当に相談に乗りたいのは、「あなたがどう生きたいか」という話です。
323年間、人の生と死を見つめ続けてきた射場石利石材だからこそ、お伝えできることがあります。
売り込みは一切しません。
ただ、あなたの話を聞かせてください。
今日から、家族に「おはよう」「ありがとう」を言うことから始めてください。
それだけで、あなたの人生は確実に変わります。
そして、もし少しでも心が動いたら、射場石利石材に連絡してください。
お墓の話でも、人生の話でも、どちらでも構いません。
323年の重みで、あなたの人生に寄り添います。
お墓。
それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を元気にしてくれるもの。
いってらっしゃい。
あなたの「後悔しない生き方」が、今日から始ますように……。

射場石利石材
六代目当主 射場一之
電話・メール・LINE、あなたにとって一番ストレスのない方法で、どうぞお気軽にご相談ください。
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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