2018.12.13
魂入れの時は何を用意すればいいですか?【その1】
【はじめに】
お墓が完成すると魂入れ(=開眼法要・建碑法要・入魂式)を行います。
また、最近では遺骨を納める納骨式も同時に行うのが一般的になってきました。
「開眼法要」はお祝い事です。家の新築と同じように考えていただいても結構です。
「納骨式」は仏事です。葬儀当日に納骨される方もあれば、四十九日や百ヶ日、一周忌や三回忌などお施主さまそれぞれの思いや事情により様々です。
また、それらの法要に続けて魂入れや納骨式をされる方も多いです。
中には遠い故郷から遺骨や土を移してこられて納める方もありますが、この場合も納骨と同じように考えてください。
儀式に要する時間は、ご寺院さまの読経も含めておよそ20分程度です。
開式の20分前には現地へご集合下さい。
特にお盆、お彼岸、行楽シーズンなどは道路が混雑しますので、早めにご出発下さい。それでは準備についてご説明します。
【時期】
開眼法要をする時期に特に決まりはありません。
参列される方々にも主催者にも都合が良い日曜、祭日などが良いでしょう。
ただし、時期によってはご寺院さまもお忙しいでしょうから、依頼するのは早めのほうが良いでしょう。
【服装】
一周忌などの法要に続けて魂入れや納骨式をされる場合は略礼装で、そうでない場合は平服でよいでしょう。
ただし、開眼法要も納骨式もあくまでも厳かな儀式ですから、派手な服装やTシャツと短パンなどの軽装は避けて地味な服装でご出席下さい。
【寺院への御礼】
遺骨がなくて開眼式だけの場合には「お祝い事」ですから、紅白の金封に入れて儀式のあとでお渡します。
納骨も同時に行なう場合には、故人の没年から計算して三回忌までなら黄白の金封に入れて渡し、三回忌より古い場合は、開眼式を優先して紅白で準備して下さい。
また、お礼とは別に「御膳料」「御車代」を添えることが多いようです。寺院によっては金額が定められている場合がありますのでご注意下さい。
【礼金の標準(あくまでも目安です)】
お布施 30,000円~50,000円
お車代 5,000円~10,000円
お膳料 5,000円~10,000円
※脱魂式のお布施は10,000円~30,000円
【表書きの例】
◎御車代(白無地)
◎御膳料(白無地)
◎御布施(黄白)
◎開眼法要御布施
◎御 礼(紅白)
【包み紙の重ね方】
祝儀と不祝儀とでは包み紙の重ね方が違います。
祝儀(慶びごと)では、「天に向かう喜びの心」を表すために、下からの折り返しを上にします。
不祝儀(仏事)では、「大地に伝う悲しみの涙」を表すために、上からの折り返しを上にします。
慶び事 仏事
【お祝い返し】
紅白の水引に「建碑御祝」または「建塔御祝」と書かれたお祝いをいただいたときはお返しをします。黄白の水引に「建碑粗供養」または「建塔粗供養」と表書きをし、1/3~「半返し」程度でよいでしょう。
射場石利石材では、お墓のことで真剣にお悩みの方であれば、たとえ他のお店のお客さまでも親身になってご相談に応じております。お気軽にお電話ください。
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