
2026.07.08
「迷惑をかけたくない」が、家族をいちばん傷つける。(40left)

「迷惑をかけたくないから。」
その一言で、お墓を終わらせようとしていませんか。
でも、その決断をする前に。
たった一人でいい。
家族に、こう聞いてみましたか。
「お墓、どう思う?」
SNSに、檀家さんからお墓じまいの相談を受けたというお寺さんの投稿がありました。
「子どもに迷惑をかけたくない。」
そんな理由で、お墓じまいを決める人が増えています。
もちろん、その気持ちはわかります。
子どもに負担を残したくない。
心配をかけたくない。
その願いは、親として、とても自然な愛情です。
でも、ひとつだけ、気になることがあります。
「迷惑をかけたくない」と言う人ほど、
その”迷惑をかけたくない相手”に、一度も聞いていない。
もし、あなたの息子さんや娘さんが、
「残してほしかった。」
そう思っていたとしたら。
もし、お孫さんが、
「あのお墓があったから、おじいちゃんやおばあちゃんを身近に感じられた。」
そう思っていたとしたら。
その声を聞かないまま、決めてしまっていいのでしょうか。
「迷惑をかけたくない。」
美しい言葉です。
けれど、ときどき、この言葉は、
対話を終わらせる魔法の言葉になります。
相談しなくて済む。
反対されなくて済む。
本音を聞かなくて済む。
だから、決断だけが先へ進んでしまう。
でも、それは優しさではありません。
本当に向き合うべきものから、目をそらしているだけかもしれないのです。
お墓は、ただの石ではありません。
死者の居場所でもありません。
時間をつなぐ場所です。
先祖がいた。
自分が生きている。
そして、まだ会ったことのない子どもや孫がいる。
その三つの時間を、静かにつないでいる。
それがお墓です。
一本の木は、枝だけでは立てません。
見えない根があるから、立っています。
お墓とは、その「根」を思い出す場所なのです。
だから、お墓じまいとは、墓石を片づけることではありません。
家族の時間の結び目を、ほどくこと。
その結び目に、誰かが、そっと心を預けていたとしても。
私たち射場石利石材が守りたいものは、石ではありません。
場所でもありません。
ましてや、「お墓を売ること」でもありません。
守りたいのは、
家族が、家族であり続ける理由です。
以前、お墓参りに来られた一人の女性が、帰り際に、ぽつりと、こうおっしゃいました。
「お墓に来ると、ひとりじゃない気がするんです。」
誰とも話していません。
ただ、静かに手を合わせただけです。
それでも、その人は、確かに何かを受け取り、少しだけ背筋を伸ばして帰っていかれました。
お墓には、そういう力があります。
後悔するのは、お墓じまいをしたことではありません。
話し合わなかったことです。
答えは、お墓じまいでもいい。
守り続けるでもいい。
どちらでも構いません。
でも、家族で話した。
本音を聞いた。
涙も笑顔も交えながら、一緒に決めた。
その事実だけは、きっと未来に残ります。
だから今日。
帰ったら、たった一言だけでいいのです。
「お墓、どうする?」
その一言は、お墓の未来を決める言葉ではありません。
家族の未来を決める言葉です。
答えが変わらなくてもいい。
でも、その対話は、誰かの孤独を、きっと消してくれます。
お墓は、過去を守る場所ではありません。
未来の家族を、つなぎ続ける場所です。
どうか、決める前に話してください。
その一言が、何世代もの笑顔につながるかもしれないのです。
おかえりなさい。
今日も、この場所から、
家族の時間が静かにつながっていきますように。

射場石利石材株式会社
六代目当主 射場 一之
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-04
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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