
2026.02.20
お墓の前でしか、受け取れない覚悟がある。(158left)

2月20日。
小林多喜二が、29歳で命を奪われた日。
彼が書いたのは、美しい文章ではありません。
「人は、人間として生きられるのか」という、剥き出しの問いです。
その問いは、100年経った今も消えていません。
そして奇妙なことに──
お墓の前に立つとき、
同じ問いが、胸の奥から立ち上がる。
あなたは、いま、
ちゃんと生きているか。
墓参りを後回しにする。
珍しいことではありません。
忙しい。
遠い。
時間がない。
でも、本当は違う。
怖いのです。
死と目が合うのが。
老いと向き合うのが。
そして──
「自分もいつか、そちら側へ行く」と知るのが。
だから、遠ざける。
でも、逃げ続けた先に、
地に足のついた未来はあるでしょうか。
……
少し厳しいことを申し上げます。
お墓を避けている限り、
人生の重力は、どこか軽い。
覚悟が、育たない。
お墓とは何でしょうか。
過去の人が眠る場所?
違います。
そこは、
命のバトンが手渡された“現場”です。
昭和を歯を食いしばって生きた曾祖父。
言葉にせず耐えた祖母。
無名のまま、家族を守り抜いた人たち。
その決断の連続の上に、
あなたは立っています。
お墓の前に立つとき、
石の冷たさの奥から、
その体温が、静かに上がってくる。
お墓は──
過去と現在と未来をつなぐ装置です。
死者に会いに行く場所ではありません。
生きている自分を、取り戻す場所です。
帰る頃、背筋が伸びている理由。
それは、
「覚悟」を受け取ったからです。
お墓参りは、追悼ではありません。
再起動です。
私たち射場石利石材は、お墓を建てます。
でも、本当は違います。
つくっているのは、
家族の時間です。
50年後。
100年後。
その場所に、子や孫が集う姿を想像します。
派手な宣伝は必要ありません。
賞もいりません。
ただ一つ。
雨上がりの午後。
お墓の前で、誰かが涙をぬぐうとき。
石は冷たくても、
その場所だけは、温かい。
そう感じてもらえるか。
それだけを考えています。
お墓は「安心の器」です。
時代が揺れても、
家族の記憶は、ここに刻まれます。
そして人は、
その前で、自分の今日を生きる覚悟を受け取るのです。
コミュニティとは、建物ではありません。
「ここに来ると、強くなれる」
そう思える場所のことです。
私たちは、
その場所を、石でつくっています。
読み終えたら。
一度でかまいません。
お墓へ行ってみてください。
何も祈らなくていいのです。
何も誓わなくてかまいません。
ただ、立つ。
静かに。
きっと、何かが変わります。
大きくではありません。
でも、確実に。
あなたの中の“軸”が。
お墓は、
今日を笑顔にするもの。
お墓は、
明日を強くするもの。
いってらっしゃい。
まだ冷たい風の残る二月の朝。
あなたが、胸を張って今日を生きられますように。

射場石利石材
六代目当主 射場一之
私たちは石を売らない。
100年後の家族の笑顔を、設計している。
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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