
2026.02.18
岡本かの子が遺した“生きる力”。それを受け取る場所は、どこか。(160left)

「お墓は、過去を振り返る場所だ」
——そう思っていませんか。
半分、正しい。
でも、半分は違います。
お墓は、終わりの場所ではありません。
“流れ”がいまも続いていることを、思い出す場所です。
あなたの足の下には、過去だけでなく、
まだ見ぬ未来も眠っています。
その事実に、気づいたことがあるでしょうか。
今日、2月18日は「かの子忌」。
大正から昭和を燃えるように生きた作家、岡本かの子の命日です。
彼女は、生と死を分けなかった。
命は流れだと知っていました。
病を抱えながらも書き続け、
灯が消えるその瞬間まで、言葉を紡ぎました。
彼女の作品に流れているのは、
たったひとつの問い。
「遺された者は、何をもって生きるのか。」
これは、文学の問いではありません。
墓前に立ったとき、
私たちの胸に立ち上がる問いです。
線香の煙。
石の冷たさ。
風に混じる、梅の香り。
静寂のなかで、ふいに湧き上がる。
——私は、今日をどう生きているか。
その瞬間、
過去と未来が、あなたの中でつながる。
お墓は、三つの時間が交わる場所です。
眠る人の時間。
いま立つ、あなたの時間。
これから生まれる、誰かの時間。
その三つが、ひとつの石の前で、息を合わせる。
お墓は、後悔を置いてくる場所ではありません。
覚悟を受け取る場所です。
「あなたの命の先に、私はいる。」
そう確認する場所です。
私たち射場石利石材が守っているのは、石ではありません。
“集まる理由”です。
久しぶりに顔を合わせる家族。
ぎこちない笑い。
子どもの素朴な質問。
「ひいおじいちゃんって、どんな人だったの?」
その瞬間、
家族の物語が、再び動き出す。
どんな豪華なリビングにも、
どんな洗練されたカフェにもないもの。
それは、
“自分がどこから来たか知っている”という感覚です。
根のある木は、強い。
嵐にも折れない。
人も同じです。
時代が変わってもいい。
家族の形が変わってもいい。
けれど、
「ここに帰ればいい」と思える場所は、
失ってはいけない。
それを、揺るぎない形で未来へ渡す。
それが、私たちの使命です。
覚悟、と言ってもいいでしょう。
もし今日、少しだけ時間があるなら。
目を閉じてみてください。
顔も、名前も思い出せなくていい。
ただ、自分の前に命の連なりがあったという事実を感じてほしいのです。
その重みは、
あなたを弱くしない。
むしろ、静かに強くする。
お墓とは、
今日を笑顔にする場所。
明日を、前に進ませる場所。
命の流れが刻まれた石は、
あなたと家族の“根”になります。
いつかまた、
その石の前で、笑い合えるように。
今日も私たちは、未来へとつないでいく。
いってらっしゃい。
春は、もうすぐそこです。

射場石利石材
六代目当主 射場一之
私たちは石を売りません。
100年後の家族の笑顔を、設計しています。
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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