
2026.02.14
お墓は、あなたが立ち上がるためにある。(164left)

あなたは、
最後にお墓の前に立ったのは、いつですか。
手を合わせながら、
何を感じましたか。
「行かなきゃいけない」義務。
それとも――
何か、あたたかいもの。
正直に言います。
多くの人は、墓参りを“処理”しています。
盆と正月。
水をかけ、掃除をし、手を合わせ、帰る。
完了。
でも。
それは本当に、
「参って」いると言えるでしょうか。
今日、2月14日は作家・山本周五郎の忌日です。
彼の物語には、
いつも“受け継がれる覚悟”が流れています。
師から弟子へ。
親から子へ。
言葉にならない決意が、
生き様として、静かに手渡されていく。
そしてそれを受け取った者は、
どん底でも、立ち上がる。
お墓も、同じです。
お墓は、
死者が眠る場所ではありません。
生きている私たちが、
“立ち上がる力”を受け取る場所です。
あるお客様の話です。
「家族が、もう何年も冷え切っていて」
仕事ばかりの日々。
会話のない食卓。
同じ家にいて、誰も誰を知らない。
それが普通になっていた。
そんなある日、
何年ぶりかでお墓参りに行ったそうです。
お墓の前で、
手を合わせた、その瞬間。
ふっと、湧き上がった。
「ああ、自分は一人じゃなかった」
不器用でも。
未熟でも。
必死に生きた人たちが、命をつないできた。
その最前線が、今の自分なのだと。
そして気づいた。
自分もまた、
誰かの未来になるのだと。
帰り道。
その方は、家族に電話をかけました。
「今度、みんなでお墓参りに行こうか」
たった一言。
でも、凍っていた家族の時間が、
ゆっくりと動き出した。
これが、お墓の力です。
『さぶ』の中で、
主人公はどん底に落ちます。
もう無理だと思ったとき、
自分を信じてくれた人の言葉を思い出す。
その“記憶”が、
彼を立たせる。
墓前で感じるものも、それと同じです。
先祖は、何も求めていません。
ただ――
生きてほしい。
笑ってほしい。
明日も、その次の日も、
前を向いてほしい。
私たち射場石利石材は、石を刻む仕事をしています。
けれど本当は、
石を売っているのではありません。
「戻る場所」を守っているのです。
家族が、
もう一度つながれる場所を守っているのです。
綺麗事ではありません。
お墓参りをしなくなった家族は、
確実に会話が減ります。
心が離れます。
やがて、
誰も誰のことも知らなくなる。
けれど。
“戻る場所”がある家族は違う。
どれだけ離れても。
どれだけ時間が経っても。
そこに立てば、思い出す。
「自分は、ここから来た」
その感覚が、
人を強くする。
だから私たちは、この仕事を続けています。
単なる石材販売ではない。
未来を守る仕事です。
十年後も。
二十年後も。
百年後も。
墓前で、家族が笑っている。
その景色を、守る。
それが、私たちの覚悟です。
派手ではない。
目立ちもしない。
でも。
あなたが立ち上がる、その瞬間。
そこには、
必ず“誰かの生き様”があります。
お墓は、
今日を笑顔にするもの。
明日を、元気にするもの。
いってらっしゃい。
まだ寒い二月の空の下。
あなたが、
受け取った命のバトンを握りしめて、
今日を歩けますように。

射場石利石材
六代目当主 射場一之
私たちは、石を売る会社ではありません。
家族が、100年後も笑い合う未来を設計する会社です。
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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