
2025.12.13
「メイク、疲れませんか?」15歳の叫びが教える、お墓の本当の意味(225X left)

先日、新聞の投稿欄にあった15歳の女子高生の言葉を読んで、私は背筋が凍るような衝撃を受けました。
「メイクをするのは、しないと非常識と思われるから。本当は嫌いです」
彼女が悲鳴を上げているのは、単なるお化粧の話ではありません。
「ありのままの自分では、この社会で受け入れてもらえない」という、今の日本社会が抱える「息苦しさ」そのものでした。
私は、ハッとしました。
これは、私たち大人の姿そのものではないか、と。
職場での顔、親としての顔、地域での役職の顔……。
私たちは毎日、知らず知らずのうちに重たい「鎧」のようなメイクを重ねて生きています。
「ちゃんとしなきゃいけない」
「弱音を吐いてはいけない」
そうやって必死に自分を押し殺して、誰かの期待に応えようとしている。
あなたも、そんな風に歯を食いしばって生きてきませんでしたか?
実は、私が一番心を痛めているのは、人生の最後である「お墓」選びの場面でさえ、その「メイク」を落とせない方があまりにも多いことなんです。
「立派なお墓にしないと、親戚になんて言われるか」
「『普通』にしておかないと、家族が恥をかく」
ご相談に来られる方の口から出るのは、世間体や見栄、そして恐怖ばかり。
まるで、死んでからもなお、他人の目を気にした「仮面」を被り続けようとしているかのようです。
でも、私はあえて強い言葉でお伝えします。
誰のために、そのお墓を建てるのですか?
世間体のため?
見栄のため?
いいえ、絶対に違います。
お墓とは、故人が、そしていつかあなたが、重たい社会の鎧を脱ぎ捨てて、ようやく「素顔」に戻れる場所であるはずなんです。
「お墓なんて、なくても困らない」
「散骨でいい、後に残るものはいらない」
最近はそうおっしゃる方も増えました。
その気持ちも痛いほどわかります。
形式だけのお墓なら、確かにいらないかもしれません。
しかし、本当に「豊かな人生」を全うしたいと願うなら、お墓参りという習慣は、決してなくしてはいけないものだと私は確信しています。
なぜなら、お墓とは「命の根っこ」を確認する場所だからです。
植物が根っこなしでは枯れてしまうように、人間も「自分がどこから来て、誰に愛されてきたのか」という根拠(ルーツ)を見失うと、人生の嵐に耐えられなくなってしまいます。
想像してみてください。
あなたが亡くなった後、あなたのお子さんやお孫さんが、人生の壁にぶつかって悩み、立ち止まってしまったとき。
世間体で塗り固められた冷たい石の前に立って、彼らは救われるでしょうか?
そこに「あなたらしさ」がなければ、心の対話は生まれません。
彼らが必要としているのは、立派な墓石ではありません。
「じいちゃんも、ばあちゃんも、不器用だけど一生懸命生きていたんだな」 そう感じられる、あなたの「素顔の物語」です。
「ありのままのあなたで、愛されていたんだよ」
そう無言で伝えてくれる場所があるだけで、残された家族はどれほど勇気づけられることか。
お墓参りで手を合わせる時間は、過去のあなたと対話し、未来を生きる家族が「生きる力」を充電するための、かけがえのない時間なのです。
射場石利石材が、創業から320年以上もの間、守り続けてきたもの。
それは石ではありません。
「家族の絆」という、目には見えないけれど、絶対に守らなければならない資産です。
私たちは、単にお墓を売るだけの石屋ではありません。
お客様と「家族」のように向き合い、あなたが人生で大切にしてきた価値観を共有し、それを未来へつなぐお手伝いをすること。
それが、私たちの使命であり、覚悟です。
だからこそ、あなたにお願いがあります。
もう、世間体というメイクを落としませんか?
100年後の未来に残るのは、立派な形式ではなく、そこに込められた「真実の物語」だけです。
「私はこう生きたかった」
「家族にこれを伝えたかった」
そんな、あなたの魂の声を、私たちに聞かせてください。
「お墓のことはよくわからないけど、射場さんなら、私の想いをわかってくれる気がする」
そう思っていただけたなら、ぜひ一度、お話ししに来てください。
石の話は後回しで構いません。
まずは、あなたの人生のお話を聞かせてほしいのです。
あなたが「素顔」で生きた証を、私たちと一緒に、未来へのギフトとして残しましょう。
それができるのは、他の誰でもない、あなただけなのですから。
【今日の、未来への一歩】
お電話でも、LINEでも構いません。
「ブログを読んだ」と一言添えてご連絡ください。
あなたとご家族だけの「物語」を紡ぐ準備をして、私はいつでもここでお待ちしています。
お墓。
それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を元気にしてくれるもの。
いってらっしゃい。
年の瀬の冷たい風の中でも、あなたの心に温かな灯が灯りますように……。

射場石利石材
六代目当主 射場一之
電話・メール・LINE、あなたにとって一番ストレスのない方法でご相談ください。
どうぞお気軽にご店ください。
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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