
2025.12.02
義務じゃない。想いで繋ぐお墓参りの価値(231X left)
昨日は「我が師の恩」について深く語り合いました。
そこで気づいたのは、何も正解がないということ。
正解がないからこそ、失敗もない。
そう思えば、何も恐れる必要はない。
今日も素直な自分で挑もうと思います。

虚礼廃止——この言葉が、今、あちこちで聞かれるようになりました。
形だけの年賀状、心のこもっていない付き合い、誰も喜ばない義理の贈り物。
そうしたものが、次々と消えていっています。
そして、
「お墓参りも、もしかして虚礼では?」
そう考える人も増え始めています。
でも、ちょっと待ってください。
本当にそうでしょうか?
形式だけの行為が淘汰される今だからこそ、私はあえて問いたいのです。
あなたがお墓の前に立つとき、それは本当に「やらなきゃいけないこと」だからですか?
それとも、心の奥底で誰かに「会いたい」「話したい」と思っているからではないですか?
その手を合わせる瞬間、あなたの心は何を感じていますか?
想像してみてください。
お墓の前に立って、手を合わせる。
その瞬間、あなたの心の中には何が浮かんでいますか?
「とりあえず来たから」という義務感でしょうか?
それとも——
「久しぶり。実はね、最近こんなことがあって…」
「おかげさまで、なんとかやってるよ」
「今日は、ちょっと弱音を吐きに来ちゃった」
そんな、心の底からの言葉が溢れ出てくるのではないでしょうか?
お墓参りは、ただの儀式ではありません。
あなたと故人を繋ぐ、心の会話の場なのです。
見栄も嘘もいらない、素直な自分に戻れる、たったひとつの場所なのです。
形式だけで手を合わせるなら、それは確かに虚礼かもしれません。
でも、そこに心が伴っているなら——それは、あなたの人生にとってかけがえのない時間になるはずです。
形式だけの行為が消える今、本当に価値を持つものとは?
私たちは今、歴史的な転換点に立っています。
「昔からこうだから」
「みんながやっているから」
という理由だけでは、もう誰も動かない時代です。
形式主義が崩れ去り、本当に心のこもった行為だけが価値を持つ時代になったのです。
だからこそ、お墓参りも変わらなければなりません。
形式として「お盆だから」「命日だから」行くのではなく、本心で向き合う瞬間として捉え直す必要があるのです。
考えてみてください。
あなたの親が、祖父母が、毎年お墓参りを続けてきたのはなぜでしょう?
「昔からの習慣」だったからでしょうか?
違います。
そこに「繋がり」を感じていたからです。
言葉にはしなくても、命のバトンを受け取り、次へ渡していく
——その重みと尊さを、心の底で理解していたからです。
お墓は、あなた自身の「生き方」を問い直す場所
ここで、もう一つ大切なことをお伝えしたいのです。
お墓参りとは、亡くなった人のためだけのものではありません。
実は、あなた自身が「どう生きているか」「これからどう生きたいか」を確認する場所なんです。
故人の前では、嘘がつけません。
見栄を張る必要もありません。
だからこそ、あなたは素直になれる。
そして、「ああ、自分は本当はこう生きたいんだ」という本心に気づくことができるのです。
「仕事で成功したい」と口では言いながら、本当は家族との時間を大切にしたかったこと。
「みんなに認められたい」と思っていたけど、本当は自分らしく生きたかったこと。
お墓の前で手を合わせるとき、そんな本音が溢れ出てくることがあります。
それは、故人があなたに語りかけているのではなく、あなた自身の心の声なのです。
家族の物語は、あなたを通じて未来へ繋がっていく
私たち射場石利石材は、ただ石を売っているわけではありません。
あなたの家族の物語を、形にするお手伝いをしています。
おじいちゃんが大切にしていた価値観。
お母さんがいつも口にしていた言葉。
お父さんが笑っていた顔。
それらすべてが、お墓という場所に集約されていきます。
そして、あなたがそこに立つとき、自分もその物語の一部なのだと実感する。
「自分も、いつかこの物語の続きを、子どもや孫に手渡していくんだ」
そう思えたとき、あなたの人生の見え方が、大きく変わるはずです。
お墓とは、過去と現在と未来を繋ぐ場所。
あなた自身の「生き方の羅針盤」なのです。
形式に縛られる時代は、もう終わった
虚礼が消える時代だからこそ、本当に心のこもった行為の価値が、かつてないほど輝いているのです。
お墓参りが虚礼になるかどうかは、あなた次第。
「行かなきゃいけないから行く」のではなく、「自分の人生を見つめ直すために行く」。
そう捉え直したとき、お墓参りは、あなたの人生にとって最も大切な時間のひとつになります。
形式ではなく、心で。
義務ではなく、想いで。
それが、これからの時代に本当に残るものです。
お墓参りは、亡くなった人と対話するだけじゃない。
あなた自身の心と向き合う、かけがえのない時間です。
それを大事にするかどうか、すべてはあなた次第。
形式が消えていく今だからこそ、あなたは誰に会いに行きますか?
そして、そこで何を感じ、どう生きていきたいと思いますか?
お墓のこと、家族のこと、そしてあなた自身の生き方のこと——少しでも心に引っかかることがあれば、どうぞ私たちにご相談ください。
射場石利石材は、石を扱うプロである前に、あなたとあなたの家族の物語に寄り添う、人生のパートナーでありたいと思っています。
あなたの人生をどう生きるか——その答えを、一緒に探してみませんか?
お墓。
それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を元気にしてくれるもの。
いってらっしゃい。
今年最後のひと月、あなたらしく歩めますように……。

射場石利石材
六代目当主 射場一之
電話・メール・LINE、あなたにとって一番ストレスのない方法でご相談ください。
どうぞお気軽にご店ください。
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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