射場石利石材株式会社

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2025.10.25

お墓で見つけた本当の豊かさ ~時代に流されない生き方へのヒント~(269X left)

 

今朝、目が覚めた瞬間、何をしましたか。

 

枕元のスマホに手を伸ばして、通知を確認していませんでしたか。

「今日も会議がある」

「あのメールに返信しなきゃ」

「SNSの投稿、反応どうかな」

——そんなことを考えながら、「ああ、また今日も忙しい」とため息をついていませんでしたか。

 

そんな毎日を、あなたは本当に「豊か」だと呼べますか。

 

射場石利石材の射場一之です。

六十年生きて、232年続く石材店を守り続けて、私はようやく気づきました。

私たちは、何か決定的なものを失った。

 

いや、失ったことにすら気づいていない。

 

その「失ったもの」が何なのか。

今日は、あなたに伝えたいと思います。

 

 

便利さという名の檻

考えてみてください。

あなたは今日、家族と何分、向き合いましたか。

スマホを見ずに、目を見て、話を聞きましたか。

 

SNSで「いいね」を押し合うことが、本当のつながりだと思っていませんか。

でも、画面越しに誰かを「いいね」している間に、目の前にいる子どもの笑顔を見逃していませんか。

リビングで一緒にいるのに、それぞれがスマホを見て、会話がない。

そんな光景が、当たり前になっていませんか。

 

何でも手に入る時代です。

欲しいものはポチッとすれば翌日届く。

知りたいことは検索すれば一秒で答えが出る。

 

でも、その便利さと引き換えに、私たちは失ったのです。

 

立ち止まって、大切な人を想う時間を。
静かに自分と向き合い、心の声を聞く時間を。
亡くなった人から受け取った愛を、噛みしめる時間を。

 

便利さは、私たちを自由にしたはずでした。

でも実際は、便利さという檻に閉じ込められている。

そう感じることはありませんか。

 

 

墓前で崩れ落ちた男が教えてくれたこと

以前、テレビで見た忘れられない光景があります。

 

五月の朝、まだ朝露が残る墓地に、一人の男性が立っていました。

紺色のスーツ、四十代半ば。

彼は父親の墓の前で、両手をついて泣いていたんです。

声を殺して、肩を震わせて。

 

その後、ゆっくりと顔を上げた彼は、お墓に向かって何度も何度も頭を下げていました。

涙でぐしゃぐしゃになった顔が、でも、どこか晴れやかだったんです。

 

「父が亡くなって六年。ずっと忙しくて、墓参りなんて時間の無駄だと思っていました」

彼は続けました。

「でも先日、どうしても父に会いたくなった。墓前で手を合わせた瞬間、父の笑顔が浮かんできて。『お前、頑張っとるな』って、あの優しい声が聞こえた気がしたんです」

 

彼の目に、また涙が溢れました。

 

「父はいつも黙って私を見守ってくれていた。私が失敗しても、何も言わずに背中を押してくれた。その温かさを、私は完全に忘れていたんです。仕事で評価されることばかり追いかけて、本当に大切なものを見失っていました」

 

そして彼はこう言いました。

「あの日から、何かが変わったんです。会社の評価も、年収も、SNSの反応も、急にどうでもよくなって。それよりも、今を大切に生きること。父から受け取った愛を、次は自分の子どもに渡すこと。それが一番大事だと思えるようになりました」

 

私は、この話を聞いて震えました。

 

これが、お墓の本当の力なんです。

 

 

お墓は「宝箱」だった

多くの人が誤解しています。

お墓は死者のためにあると。

違います。

 

お墓は、生きている人が「取り戻す」場所なのです。

 

何を取り戻すのか。

 

大切な人の笑顔。

共に過ごした温かい記憶。

受け取っていた愛情の大きさ。

そして、自分がどう生きるべきかという、人生の指針。

 

手を合わせるとき、あの人の声が聞こえてくる。

忙しさの中で忘れかけていた記憶が、まるで宝箱のように次々と開いていく。

 

お墓の前に立つと、なぜか涙がこぼれる。

何かを手放すような、でも同時に何かを取り戻すような、不思議な感覚がある。

 

それは、あなたが「人間らしさ」を取り戻している瞬間なのです。

 

スマホの通知も、仕事のプレッシャーも、SNSの「いいね」も、この瞬間には何の意味もない。

ただ静かに、大切な人とつながる。

これが、本当の豊かさです。

 

通帳の残高では測れない。SNSのフォロワー数でも測れない。

でも、確かにあなたの心を満たし、人生に「軸」を与えてくれる。

そんな豊かさです。

 

 

あなたは今、立ち止まれますか

最後に、あなたに問いかけます。

最後に大切な人のことを、じっくり想ったのはいつですか。
最後に自分の生き方を、本気で見つめ直したのはいつですか。
最後に家族と、スマホを置いて向き合ったのはいつですか。

 

もし思い出せないなら、今すぐ行動してください。

今日あるいは明日、お墓参りに行ってください。

 

手を合わせて、静かに目を閉じて、大切な人を想ってください。

その人の笑顔を思い出してください。

受け取っていた愛を、噛みしめてください。

その五分間が、あなたの人生を変えます。

 

そして、家族と話し合ってください。

お墓を、家族の物語の舞台にする方法を。

年に一度でもいい、みんなで集まって、先祖を想う時間をつくる。

そのつながりが、あなたの家族を強くします。

 

私は323年続く石材店の当主として、ただお墓を売るのではなく、あなたの「つながり」を守りたい。

あなたが立ち止まれる場所を、心を込めて創りたい。

 

未来の誰かの笑顔のために、今日を大切に生きる。

そんな生き方を選んだ人だけが知っている、本当の豊かさがあります。

 

お墓のこと、家族のこと、生き方のこと。

どんな小さな疑問でも構いません。

私、射場一之が、あなたの想いを本気でお聴きします。

 

 

お墓。
それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を元気にしてくれるもの。

 

 

射場石利石材
六代目当主 射場一之

 

 

お電話、メール、ご来店、どんな形でも構いません。
あなたの大切な想いを、一緒に形にしましょう。

 

 

【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ

 

【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872

 

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