2025.10.20
「死を思うから、今日が輝く」(274X left)
出勤途中、コスモスが露に濡れて光っていました。
「ああ、これもいつか枯れるんだな」
そう思った瞬間、胸がぎゅっとなりました。
この花も、私も、愛する人も、みんないつか必ず消えていく。
でも、だからこそ、今このキラキラした瞬間が、こんなにも美しいんだと気づいたんです。
昨日(R7,10,19)の朝日俳壇に、こんな句がありました。
「露けしや何かにつけて死を思ふ」
何かにつけて死を思う――。
あなたも、ありませんか?
ふとした瞬間に。
友人の訃報を聞いたとき。
親の背中が小さくなったと感じたとき。
スーパーで偶然、故人が好きだった食べ物を見つけたとき。
テレビで誰かの葬儀が映ったとき。
「いつか自分も」「いつか大切な人も」――そう思って、胸が苦しくなる。
でも、それは弱さじゃありません。
それは、あなたが「本当に大切なもの」に気づいている証拠です。
私は石屋として、この40年近く、数え切れないほどの「別れ」に立ち会ってきました。
お墓を建てるとき、ご遺族の方々は必ず涙を流されます。
でも、不思議なことに、その涙の奥には必ず「笑顔」があるんです。
「ここに来ると、母が『しっかり生きなさい』って言ってくれる気がする」
「お墓参りすると、なぜか前を向ける」
そんな言葉を何度も聞いてきました。
お墓は「死」のためにあるんじゃない。
「生きる」ためにあるんです。
ある50代の女性が、こう言われました。
「母が亡くなって、毎日が灰色でした。でも、お墓に行って『お母さん、今日も頑張ったよ』って報告するようになってから、また笑えるようになりました」
この言葉を聞いたとき、私は確信しました。
お墓参りという行為は、故人と「つながり直す」時間であり、同時に自分自身と「向き合い直す」時間なんだと。
死を思うから、生が輝く。
失ったから、残されたものの尊さに気づく。
別れがあるから、今日の「おはよう」が愛おしい。
これが、私が40年かけて辿り着いた答えです。
じゃあ、あなたは今日、何をしますか?
今週末、久しぶりにお墓参りに行きませんか?
花を一輪持って、故人に話しかけてみてください。
「最近こんなことがあったよ」
「ありがとう」
「会いたかった」
――何でもいいんです。
もし遠くてお墓に行けないなら、家にある写真に手を合わせてください。
たった10秒でいい。
それだけで、心が少し軽くなるはずです。
そして、もしあなたが今、こんなことを考えているなら――
「お墓のことを、そろそろちゃんと考えないといけない」
「親が元気なうちに、家族で話し合っておきたい」
「お墓はあるけど、このままでいいのか不安」
どうか、私に相談してください。
お墓づくりは、故人への「ありがとう」を形にする行為です。
でも同時に、未来のあなた自身へのメッセージでもあります。
「私はこう生きた」「私はこれを大切にした」――それを石に刻むんです。
私のモットーは「未来の誰かの笑顔のために行動する」こと。
それは、今日のあなたの笑顔であり、明日のあなたの元気であり、10年後のあなたの安心です。
射場石利石材は、ただお墓を売る店ではありません。
あなたの想いを、あなたの愛を、あなたの人生を、墓石という永遠の形に変えるお手伝いをする場所です。
だから、迷ったらまず、私に話してください。
電話でもメールでも、直接お店に来ていただいても構いません。
あなたの「これから」を一緒に考えさせてください。
お墓。
それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を元気にしてくれるもの。
行ってらっしゃい。
あなたの今日が、かけがえのない一日になりますように……。
射場石利石材
六代目当主 射場一之
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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