
2026.03.30
あなたがお墓参りに行けない、本当の理由(120left)

あなたが最後にお墓参りをしたのは、いつですか。
すぐに思い出せた人。
少し間が空いてしまった人。
どちらにも、今日この文章を届けたい。
なぜなら──
その“間”に、あなたの今が映っているから。
「死に近き母と見てゐる春の虹」
この一句に出会ったとき、
私はしばらく、動けませんでした。
死の気配が満ちる部屋。
それでも、窓の外には虹がかかっている。
母と子は、何も言わず、ただ並んでそれを見ている。
……その沈黙に、
人生のすべてが、凝縮されていた。
この句が教えてくれたのは、ひとつです。
死のそばにこそ、
もっとも鮮やかな“生”がある。
お墓参りが遠のく理由。
それは、死が怖いからではありません。
本当は──
「自分から逃げられなくなるから」です。
やり残したこと。
言えなかった言葉。
向き合っていない選択。
ご先祖さまの前に立つと、
それらが静かに浮かび上がる。
胸がざわつくのは、当然です。
でも……。
そのざわつきこそが、
人生が動き出す“入口”なのです。
忘れられない方がいます。
七十代の女性です。
その方は、こんな体験談を聞かせてくださいました。
二十年以上、お墓から遠ざかっていた。
理由は、夫との確執。
謝れないまま、別れた後悔。
「思い出してしまうから」
そう言って、ずっと避けてきた。
……ある春の日。
娘さんに背中を押され、ついに足を運んだ。
手を合わせた、その瞬間だった。
言葉にならない嗚咽が、あふれ出た。
長い時間、泣いたあと。
その方は、ぽつりとこう思った。
「やっと、話せた気がする」
翌年。
その方は、お墓を新しくされた。
理由はシンプルでした。
「もう、逃げないと決めたから」
私たちは、墓石を売っているのではありません。
“向き合う場所”を、守っているのです。
一基一基に込める手は、
百年後の誰かへ届く“生きた証明”です。
次にお墓へ行くとき、
ひとつだけ、試してください。
手を合わせる前に、深呼吸をする。
そして、問いかける。
「私は、ちゃんと生きているか」
答えは、いりません。
問いを立てた瞬間、
あなたの中で、何かが動き出します。
人は、過去を変えることはできません。
でも、過去との“関係”は変えられます。
言えなかった言葉も。
謝れなかった後悔も。
終わったままにするか。
それとも、もう一度向き合うか。
それを決められるのは、
“今を生きている自分”だけです。
お墓の前に立つということは、
過去と戦うことではありません。
静かに、手を差し出すことです。
「もう一度、つながり直してもいいですか」と。
その一歩が、
あなた自身を、これからの未来を、やさしくほどいていきます。

射場石利石材
六代目当主 射場一之
家族は、時を越える。
私たちは石を売りません。
100年後の家族の背骨を設計しています。
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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