
2026.03.08
「その『また今度』が、最後の別れになることがある」(142left)

「また今度、会おうね。」
そう言ったあの日、
あなたはどこか安心していたことでしょう。
明日は、必ず来る。
次の季節には、きっと会える。
そう信じていたから。
でも——
その「次」が
来なかった日はありませんか。
電話口の向こうにいた声は、
もう聞こえません。
一緒に笑った食卓の記憶だけが、
静かに残っている。
そのとき初めて気づくのです。
「また今度」は
もしかすると
人生でいちばん残酷な言葉かもしれないと。
アメリカの詩人
ノーマ・コーネット・マレック。
彼女は、10歳の息子を
突然失いました。
何の予告もなく。
いつもの朝が
最後の朝になったのです。
深い悲しみの中で
彼女は一篇の詩を書きました。
『最後だとわかっていたなら』
最後の抱擁だと
わかっていたなら。
最後の
「いってらっしゃい」だと
わかっていたなら。
きっと私は
もっと長く抱きしめただろう。
もっと強く
愛していると伝えただろう。
——と。
明日は
当たり前ではありません。
でも私たちは今日もまた
それを忘れて生きています。
私は長い間、
お墓は
「亡くなった人のためにある」と
思っていました。
でも今は、
少し違う考えを持っています。
お墓は
時間旅行の入口です。
そこには
家族の時間が流れています。
亡き人たちの笑顔が浮かぶ
過去
今ここに立つ私たちが
静かに問いを受け取る
現在
そして——
まだ小さな子どもたちが
いつかその石に触れる
未来
一つの石が
三つの時間をつないでいる。
ある日、
お墓の前で
こんな光景がありました。
若いお父さんが
石に向かって
ぽつりと話しかけました。
「やっと孫ができたよ。」
その背中の向こうで
小さな子どもたちが
無邪気に笑っていました。
泣いているのか。
笑っているのか。
その境目が
ゆっくり溶けていく瞬間でした。
お墓は
ただの石ではありません。
悲しみを閉じ込める場所でも
ありません。
そこは
家族の「今」と
家族の「これから」が
静かに
根を下ろす場所です。
私たちが守りたいのは
石ではありません。
安心です。
遠くに住んでいても
「あそこに行けば、みんながいる」
そう思える場所。
何十年会っていなくても
その石の前には
自然と人が集まる。
子どもが大人になって
人生の報告を
初めてできる場所。
それが
家族のコミュニティです。
血でつながるだけでなく
記憶でつながる人たちの輪。
石は
冷たい。
でも
その石が抱えているものは
とても温かい。
ご先祖を感じることができる人は
知っています。
自分は
一人ではないということを。
背中には
たくさんの命の続きを
背負っているということを。
それを知ったとき
人は変わります。
後悔は
覚悟に変わります。
「また今度」が
「今日」に変わる。
もしよかったら
今日、5分だけ。
誰かに電話してみてください。
「ありがとう」
それだけで
十分です。
もう二度と
「また今度」を
後悔しないために。
お墓は
今日を笑顔にするもの。
お墓は
明日を元気にするもの。
いってらっしゃい。
春のやわらかな光が
そっと背中を押してくれるこの季節。
あなたが
大切な人の声を思い出し
今日という一日を
悔いなく生きられますように。

射場石利石材
六代目当主 射場一之
安心の代名詞として、家族の記憶を未来へ手渡します。
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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