射場石利石材株式会社

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2026.03.02

石の前で、人は未来を思い出す(147left)

 

 

あなたは、お墓参りの帰り道、

少しだけ心が重くなったことはないでしょうか。

 

それは、悲しみではありません。

罪悪感です。

 

「もっと会えばよかった」

「あのとき、ああしていれば」

 

その思いが、胸の奥に沈んでいる。

 

でも——

もし、それが“思い違い”だとしたら?

 

今日は、その静かな誤解を、ほどいていきます。

 

 

 

新聞の歌壇に、こんな一首がありました。

 

「さざんかの幸せそうに散っている

 あなたは逝きぬ とても静かに」

 

悲しみは、書かれていない。

嘆きも、怒りもありません。

 

ただ——「幸せそうに」。

 

さざんかは、花びらを散らしません。

花ごと、ぽとりと落ちます。

 

未練なく。

騒がず。

美しく。

 

「あなたは逝きぬ、とても静かに」

 

そこには、後悔がありません。

あるのは、受け止めきった愛だけです。

 

 

 

ある方がおっしゃいました。

 

「親父が怒ってる気がして、行けなかったんです」

 

数年ぶりに、ひとりで墓前に立った。

手を合わせたまま、動けなかった。

 

そして——

石に触れた瞬間、涙が出た。

 

怒りではなかった。

温かさだった。

 

「なんで、もっと早く来なかったんだろう」

 

お墓参りを避けていた人ほど、

帰り際に、そう思うようです。

 

……面白いでしょう?

 

 

 

考えてください。

 

お墓は、罪悪感を思い出す場所なのでしょうか。

違います。

 

お墓は、覚悟を取り戻す場所です。

 

過去を閉じ込める箱ではありません。

 

ご先祖さま × あなた × まだ見ぬ未来

この三つを繋ぐ、静かな装置です。

 

石の下に眠る人たちは、

あなたに重荷を渡していません。

 

命を、渡しただけです。

 

手を合わせるとき、

あなたは死者に謝っているのではありません。

 

「自分が、なぜここにいるのか」

その理由に、触れているのです。

 

だから——

帰り道が、少し軽い。

 

 

 

私たちが石に込めているのは、形ではありません。

 

時間です。

 

安心です。

 

何十年後かに、

孫が手を合わせたとき、

「ここにいる」と感じられる温度。

 

それを、石で守る。

 

立派さは、いらない。

必要なのは、続くことです。

 

石は、語らない。

だが、石のまわりで、人は語り始めます。

 

「おじいちゃんはな——」

 

その瞬間、亡き人は、

家族の中で、もう一度生きる。

 

それが、家族の本質です。

 

 

 

さざんかのように、静かに散る。

 

その日を迎えるまで、

あなたは、どう生きますか。

 

次のお彼岸でもいい。

思い立った今日でもいい。

 

墓石の前に立ってください。

 

後悔ではなく、覚悟を持って帰るために。

 

お墓参りとは——

死者のためではありません。

 

今日を生きる、あなたのための時間です。

 

……いってらっしゃい。

 

三月の風が、やわらぐころ。

あなたの一日が、力強くありますように。

 

 

射場石利石材

六代目当主 射場一之

 

追伸 本当は、もう行こうと思っているのではありませんか?

 

 

【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj

 

【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872

 

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