
2026.02.25
千年後も、人が会いに来る理由。(152left)

2月25日。
道真忌(みちざねき)。
菅原道真の忌日です。
全国の天満宮に、人が集まります。
受験生だけではありません。
老夫婦も、幼子を抱えた母も、スーツ姿の男性も。
なぜでしょうか。
学問の神だから──ではありません。
千年経っても、“会いに行ける場所”があるからです。
人は、思想よりも、場所に引き寄せられます。
少し、厳しいことを申し上げましょう。
「いつか行こう」と思ったまま、
何年もお墓参りに行っていない人がいます。
理由は一つです。
後悔を持っていくのが、怖いのです。
「もっと会えばよかった」
「あの言葉を言えばよかった」
墓前に立つと、それが一斉に押し寄せてきます。
だから、行けない。
……でも、それは違います。
お墓は、後悔を抱えに行く場所ではありません。
後悔を、覚悟に変える場所です。
ある女性の話です。
父を亡くして数年。
「行くと泣いてしまうから」と、お墓に足が向きませんでした。
けれど、命日。
意を決して立った、その瞬間。
涙は出なかったそうです。
「なんか、笑ってる気がして。
『また来たか』って。」
帰り道が、軽かったとおっしゃいました。
何も変わっていません。
けれど──
彼女の“重さ”が、消えたのです。
それが、お墓の力です。
考えてみてください。
あなたの曾祖父は、どんな冬を越えたか。
名も知らぬ先祖は、どんな夜を耐えたか。
その連なりの、先端に、あなたがいます。
お墓は、
過去と現在と未来が、
石を挟んで向き合う場所です。
手を合わせた瞬間、
時間が溶けます。
「あの人は、どう生きたか。」
その問いは、やがて形を変えます。
「自分は、どう生きるか。」
後悔が、覚悟に変わる瞬間です。
私たち射場石利石材が守っているのは、石ではありません。
家族の“物語”です。
故人の口癖。
好きだった甘いもの。
笑い方。
話しているうちに、必ず訪れる瞬間があります。
ふっと、顔が緩む。
「あの人らしいね」と笑う。
その温度を、石に宿す。
墓石は、ただの記念碑ではありません。
家族が、何度でも立て直せる“拠点”です。
命日に集まり、
子どもが初めて手を合わせる。
その積み重ねが、共同体を強くします。
安心とは、
忘れない仕組みのことです。
道真は流罪の地で亡くなりました。
志半ばで。
孤独の中で。
だが彼は、ひとつ残しました。
会いに行ける場所。
だから、千年後も人が来るのです。
お墓参りに行かないままでいると、
失うのは、故人との対話だけではありません。
自分を立て直す拠点を、失うのです。
経営も同じです。
立ち戻る場所を持つ会社は、強い。
あなたには、あるでしょうか。
お墓とは、
今日を整える場所。
明日を強くする場所。
梅が香る、二月の終わり。
そろそろ、会いに行きませんか。

射場石利石材
六代目当主 射場一之
家族の記憶を、未来の力へ。
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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