
2026.02.10
亡き人に会える場所を持たない人生は、永遠に「似た人」を探し続ける(167left)

亡き人に会う場所は、どこにあるのか。
新聞で見かけた一首の短歌に、私は息を奪われました。
「夫の死を知らずに声をかけしとふ
その似た人に会いたかりけり」
知人が、街で夫に似た人を見かけ、思わず声をかけた。
夫が亡くなったことを知らずに。
当然、振り向いたのは他人でした。
その話を聞いた妻は、こう思ったのです。
「私も、その“似た人”に会ってみたい」と。
この一行が、胸に深く突き刺さりました。
なぜなら私も、同じ感情を抱いたことがあったからです。
駅のホームで、後ろ姿が似た人を見かける。
一瞬だけ、「佐藤?」と心が跳ねる。
振り向いた顔は知らない人で、
そのたびに胸の奥が、すっと冷えていく。
この短歌に震えたのは、
忘れたつもりでいた感情が、静かに蘇ったからでした。
そして私は、石材店を営む者として、
ひとつの残酷な事実に気づいてしまったのです。
亡き人に会える「場所」を持たない人生は、
永遠に“似た人”を探し続ける人生になる。
なぜ、作者は「似た人」に会いたいと願ったのでしょうか。
それは、もう一度、夫の姿を目に焼きつけたいからです。
声、歩き方、後ろ姿。
たとえ他人でも、ほんの一瞬でも重なれば、
「夫はまだ、どこかにいる」
そう思える気がする。
でも、それは裏を返せば、こういうことです。
「会いに行ける場所」を、失ってしまった。
だから街で探す。
駅で、交差点で、夢の中で。
似ている、と思って声をかける。
振り返るのは、他人。
写真を見つめても、触れることはできない。
夢で会えても、目覚めれば孤独が残る。
この繰り返しは、
心を派手に壊すことはありません。
けれど、静かに、確実に、蝕んでいきます。
お墓を持たない人。
お墓参りをしない人。
その人たちは、「亡き人に会いに行く場所」を持たないまま、
人生のあちこちで面影を探し続けることになるのです。
終わりのない探し物を、
生きている限り、続けながら。
お墓とは、何のためにあるのか。
多くの人は「死者を弔うため」と言います。
でも、私たちは違う答えを持っています。
お墓は、生きている人が
「会いたい」と思ったときに、会いに行ける場所です。
あの人は、ここにいる。
そう信じられる場所があるから、
私たちは街で“似た人”を追いかけなくて済む。
あるお客様が、こんな言葉を残してくださいました。
「お墓があるから、夫に会える気がするんです。
だから私は、毎日笑顔でいられます」
この言葉を聞いたとき、胸の奥が熱くなりました。
お墓参りのたびに、
「また来たよ」と語りかける。
すると不思議と、
「ありがとう」という気持ちが湧いてくる。
手を合わせ、花を供え、
「また来るね」と言って帰る。
その繰り返しの中で、私たちはいつの間にか、
“探す人生”を終え、
“見守られている人生”を生き始めているのです。
お墓は、死者だけのものではありません。
遺された人が、
何度でも「会いたい」を叶え、
何度でも「ありがとう」を伝え、
安心して今日を生きるための場所です。
私たち射場石利石材は、
ただ石を売る会社ではありません。
「ここに来れば、会える」
そう言える場所を、家族のためにつくり続ける。
それが、私たちの仕事です。
100年先まで、この地域の石材店として責任を果たす。
なぜなら、お墓は
家族の絆を守る“未来の遺産”だからです。
あなたが亡くなったあとも、
子どもが、孫が、ひ孫が、
「ここに来れば会える」と思える場所であるために。
それを守り続けることが、
射場石利石材の覚悟です。
お墓。
それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を生きる力になるもの。
立春を過ぎ、
梅のつぼみが、少しずつ膨らみ始めました。
あなたと、あなたの大切な人に、
穏やかな春が訪れますように。
いってらっしゃい。
あなたは、誰に会いに行きたいですか。

射場石利石材
六代目当主 射場一之
電話でも、メールでも、LINEでも。
あなたが、いちばん心を落ち着けられる方法で、声をかけてください。
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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