
2026.01.28
お墓参りをやめた家族が、最初に失うもの(179left)

お墓参りを、最後にしたのは――いつですか。
思い出せますか。
去年。
一昨年。
それとも……もう、何年も前でしょうか。
大丈夫。
責めてはいません。
忙しいのも、
遠いのも、
「また今度」と思った気持ちも、全部わかります。
ただ――
一つだけ、聞かせてください。
お墓参りをやめたとき、
あなたの家族から、何が消えましたか?
鹿児島県南大隅町。
小さな集落で起きた、静かな出来事です。
移住してきた一人の男性が、
ぽつりと、こう尋ねました。
「この地域では、餅つきをしないんですか?」
それだけでした。
その一言で、
何年も途絶えていた餅つき会が、復活しました。
その場にいた、大学生の永家ゆららさんは言います。
県庁の人。
農家。
機織り職人。
それまで言葉を交わしたこともない人たちが、
一つの臼を囲んだ。
ばらばらだった米が、
杵のリズムで、
少しずつ、ひとつの塊になっていく。
そして、こう語りました。
「買った餅も、おいしい。
でも――
一緒につくった餅は、もっとおいしかった」
この投書を読んだとき、
私は、身体の奥が震えました。
ああ、同じだ、と。
餅つきと、お墓参りは、同じ装置だ。
どちらも、一人ではできない。
どちらも、「関係」がなければ、成立しない。
お墓参りは、
亡くなった人のためにあるのではありません。
生きている私たちが、
「家族という団結」を思い出すための場所なのです。
けれど、私たちは忘れます。
気づけば、誰も行かなくなり。
草が伸び。
石が汚れ。
そして――
記憶が、静かに剥がれ落ちていく。
ある家族の話をしましょう。
10年前に父親を亡くしたAさん。
最初の数年は、毎年お盆に家族全員でお墓参りをしていました。
でも、
進学。
仕事。
それぞれの生活。
「来年でいいか」が重なり、
いつの間にか、誰も行かなくなった。
そして、ある日。
ふと、思ったのです。
「そういえば……
父さんが話してくれた、おじいちゃんの話。
どんな人だったっけ?」
思い出せない。
家族の歴史が、
もう、霧の向こうです。
お墓参りをやめた家族が、
最初に失うもの。
それは――
「自分が、どこから来たのかという“物語”」です。
射場石利石材は、
ただ石を売る会社ではありません。
私たちが守ろうとしているのは、
この北摂に生きる人たちの
「安心」と「絆」です。
お墓は、ただの石ではありません。
家族が、また集まる「きっかけ」です。
途切れかけた絆を、結び直す「場所」。
そして、
今日を生きる力を、受け取る装置。
だから、妥協しません。
石の選び方。
文字の彫り方。
耐震。
すべてに、意味があります。
なぜなら――
その前で、誰かが泣き、
誰かが笑い、
誰かが「明日も生きよう」と思うからです。
餅つきが、
たった一人の「やらないんですか?」で復活したように。
お墓参りも、
あなたの「行こうか」で、戻ってきます。
そして、そのとき気づくはずです。
お墓は、
過去を悼む場所ではなかった。
今日を、笑顔にする場所だった。
明日を、元気にする場所だった。
手を合わせるとき、
あなたは一人ではありません。
見えないけれど、
ご先祖さまがいて、
亡くなった祖父母がいて、
そして、まだ生まれていない命もいる。
時間を超えた、大きな団結の中に、
あなたは立っています。
射場石利石材は、
これからも、北摂で石を刻み続けます。
それは、墓石を残すためではありません。
人が、帰ってこれる場所を。
安心して、立ち戻れる場所を。
未来へ、手渡すために。
お墓。
それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を元気にするもの。
いってらっしゃい。
冷たい風の中でも、
あなたの心に、
小さな灯がともりますように……。

射場石利石材
六代目当主 射場一之
電話でも、メールでも、LINEでも。
あなたが、いちばん心を落ち着けられる方法で、声をかけてください。
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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