
2025.12.26
父が遺した二文字が、彼に問いかけた──「お前の人生に、読了と書けるか?」(211left)
お墓は死者のためのものだと思っていませんか?
違います。
断言します。
お墓は、生きている私たちのための場所なのです。

新聞にこんなコラムが掲載されていました。
「父の蔵書の整理をしていて、黄ばんだ頁に小さな万年筆の跡を見つけた。なんとはない「読了」の二文字だったけれども、そっと、故人に話しかけられた気がして、どうにも愛おしく感じた」。
投稿者の父が、確かにそこにいたのです。
この本を最後まで読んで、万年筆を取り出して、丁寧に「読了」と書いたのです。
「読了」の二文字を見つけたその瞬間、父の息遣いを、聞いたことでしょう。
そして、涙が溢れたのではないでしょうか。
でも、それは悲しみの涙ではありませんでした。
父が「生きていた」という、その揺るぎない事実に触れた時の、愛おしさの涙だったはずです。
この二文字は、彼にこう語りかけてきたことでしょう。
「お前も、最後まで生き抜け」と。
このコラムを読んだ時、私は気づいたのです。
お墓も、まったく同じだと。
お墓は「死者を弔う場所」ではありません。
お墓は「命を刻む石」なのです。
私たち射場石利石材は、この覚悟を持って、毎日お墓と向き合っています。
お墓に刻まれた一つひとつの名前は、ただの文字ではありません。
その人が確かに生きて、笑って、泣いて、愛して、そして人生を全うした──その証なのです。
父の「読了」という二文字が彼を生かしているように、お墓に刻まれた名前も、遺された人を生かす力を持っています。
だからこそ、私たちは「ただの石」を売っているのではありません。
私たちが手がけるお墓は、あなたの大切な人の「読了」にあたる瞬間を、後世に伝える命の記録なのです。
それが、射場石利石材の使命です。
お墓の前に立つ時、私たちは思わず語りかけてしまいます。
「元気でやってるよ」
「今日はこんなことがあったよ」
「もっと一緒にいたかったよ」──その瞬間、お墓は黙っているようで、確かに応えてくれるのです。
「お前も最後まで生きろ」と。
「お前の人生も、胸を張って『読了』と書けるように生き抜け」と。
父の蔵書は今も彼の本棚にあることでしょう。
開くたびに、あの二文字を見るたびに、彼は背筋が伸びることでしょう。
「ちゃんと生きなければ」と思うのです。
自分の人生にも、いつか「読了」と書けるように。
そして誰かが彼の痕跡を見つけた時、「ああ、この人は最後まで生き抜いたんだな」と感じてもらえるように。
お墓は、そのための場所です。
過去を振り返るためではなく、今日を生きる力を得るため。
そして未来へ命を繋げるための、かけがえのない場所なのです。
射場石利石材は、あなたの家族の「生きた証」を守り続けることを誓います。
ただ石を売るのではなく、命を刻み、未来をつなぐお墓づくりを、私たちは全身全霊でお手伝いします。
あなたの大切な人の「読了」を、形に残しませんか?
それは同時に、あなた自身が「今日を生きる力」を手にする、ということでもあるのです。
私たちにできることがあります。
どうか、一度お話を聞かせてください。
あなたの大切な人が、どんな人生を生き抜いたのか。
その命を、どう刻み、どう伝えていくべきなのか──一緒に考えさせてください。
射場石利石材は、お墓という「命の羅針盤」を通じて、あなたの今日と明日を支えます。
これが、私たちの覚悟です。
お墓。
それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を元気にしてくれるもの。
お帰りなさい。
年の瀬を迎えたこの冬の夜、あなたの心に大切な人の温もりが宿りますように。そして新しい年へ向かうあなたの一歩一歩に、「生き抜く」という力強い意志が込められますように……。

射場石利石材
六代目当主 射場一之
電話・メール・LINE、あなたにとって一番ストレスのない方法でご相談ください。
どうぞお気軽にご店ください。
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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