
2025.12.13
素顔を隠すな! 15歳の叫びが教えるお墓の本当の意味(225X left)

15歳の女子高生が、新聞にこんな投稿をしていました。
「メイクをするのは、しないと非常識と思われるから。本当は嫌いです」
私はこの一行を読んで、背筋が凍りました。
彼女が告発しているのは、メイクではない。
「ありのままの自分では、この社会で生きていけない」という、私たち大人が作り上げた残酷なルールです。
そして気づいたのです。
お墓選びで悩む方も、まったく同じことに。
「立派なお墓じゃないと、親戚に何を言われるか」
「シンプルすぎると、ケチだと思われないか」
「こんな言葉を刻んだら、変だと笑われないか」
40年近く、お墓の相談を受けてきて、私はこの言葉を数え切れないほど聞いてきました。
その度に、問いたくなります。
誰のために、そのお墓を建てるのですか?——と。
世間のため?
親戚のため?
見栄のため?
違うはずです。
故人のため。
残された家族のため。
そして何より、あなた自身が心から手を合わせられる場所を作るためではないのでしょうか?
なのに、なぜ。
なぜ私たちは、人生最後の「表現」まで、他人の目を気にして選んでしまうのか。
あの女子高生は、こう続けています。
「素顔を隠さず、ありのままで対人関係を築きたい」
15歳の彼女は、すでに知っているのです。
仮面を被って築いた関係は、本物じゃない。
お墓も、同じです。
世間体のために選んだお墓の前で、あなたは故人と本当の対話ができますか?
形式だけ整えた墓石に、あなたの子や孫は10年後も手を合わせに来てくれますか?
ひょっとすると、来ないかもしれません。
なぜなら、そこには「その人らしさ」が何もないから。
そこには「あなたの家族だけの物語」が何も刻まれていないから。
私たちは、毎日メイクをするように、毎日「社会的な顔」を被って生きています。
職場での顔。
親としての顔。
息子・娘としての顔。
それは必要なことかもしれません。
でも、死んでまで、その「メイク」を続ける必要があるのでしょうか?
お墓とは、最後に素顔を取り戻せる場所です。
「本当はこんな人だった」
「本当はこんなことが好きだった」
「本当はこんな言葉を、家族に遺したかった」
その「本当」を刻む勇気がないまま、形式だけのお墓を建てたら、死んでも「素顔」になれません。
永遠に、世間体という仮面を被ったまま、石の下に眠ることになる。
それでいいのでしょうか?
もう一度、あの女子高生の言葉を読んでください。
「女性にだけ負担を課せられて、不公平です」
「メイクが常識になっている背景には『女性はかわいく、美しくならねばならない』という思い込みがないでしょうか」
彼女は気づいているんです。
この「仮面を被れ」という圧力が、理不尽で、暴力的で、人を押しつぶすものだということに。
あなたが、お墓選びで悩んでいる本当の理由は、予算でも、デザインでも、場所でもない。
「ありのままの自分たちでは、受け入れてもらえないんじゃないか」という、根深い恐怖なのかもしれません。
考えてみてください。
あなたが亡くなったとき、家族に残してあげたいものは何ですか?
立派な形式ですか?
世間に恥ずかしくない体裁ですか?
違うのではないでしょうか。
「私たちは、こういう家族でした」と胸を張って言える、誇りと物語ではないでしょうか。
射場石利石材は、先祖代々320年以上、ずっと考え続けてきました。
お墓とは何なのか。
誰のためのものなのか。
そして、ひとつの答えに辿り着きました。
お墓とは、あなたが「素顔で生きた証」を未来に刻む場所だ。
世間体なんて、100年後には誰も覚えていません。
立派さなんて、あなたの曾孫には何の意味もありません。
でも、「この人はこう生きた」という物語は、永遠に語り継がれます。
あなたにお尋ねします。
あなたは、素顔で死ねますか?
メイクを拒否した15歳の彼女のように、最後まで「ありのまま」でいる覚悟はありますか?
もしその覚悟があるなら、射場石利石材に話してください。
世間がどう思うかではありません。
親戚がどう言うかでもありません。
あなたが本当にカタチにしたものを、聞かせてください。
それを形にするのが、私たちの仕事です。
それを守り抜くのが、私たちの覚悟です。
今日、その一歩を踏み出してください。
あなたの家族の「素顔」を、未来に遺す覚悟を決めてください。
それができるのは、あなたしかいません。
お墓。
それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を元気にしてくれるもの。
いってらっしゃい。
年の瀬の冷たい風の中でも、あなたの心に温かな灯が灯りますように……。

射場石利石材
六代目当主 射場一之
電話・メール・LINE、あなたにとって一番ストレスのない方法でご相談ください。
どうぞお気軽にご店ください。
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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