射場石利石材株式会社

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2025.12.04

母に会いたい夜に、お墓が教えてくれること(229X left)

 

 

「冬の毛布はどこに」「家電はどこで買えばいいのか」

 

母を亡くした女性が新聞に綴った、この何気ない一文。

 

あなたは笑うかもしれません。

「そんな些細なこと」と。

でも、彼女にとって、これは些細なことではないのです。

 

母がいつも当たり前にやってくれていたこと。

母に聞けば一瞬で解決したこと。

その全てが、母の死と共に、彼女の人生から消えてしまったのです。

 

「この世に存在しない母に、相談したくなる」

彼女は、そう書いていました。

あなたにも、ありませんか?

ふとした瞬間、「ああ、あの人に聞きたかった」と思う瞬間が。

 

その答えは、お墓にあります。

いや、正確に言えば——お墓参りという行為の中に、あなたが生きる答えがあるのです。

 

 

なぜ、お墓の前で語りかけると心が軽くなるのか

彼女は書いています。

「外でつらいことがあっても、聞いてくれる相手はいない」と。

 

でも、もしお墓があったら?

もし、そこに母の名前が刻まれた石があったら?

 

彼女は、その前に立って、こう言えるのです。

「お母さん、冬の毛布ね、やっと見つけたよ」

「お母さん、今日もまた失敗しちゃった」

「お母さん、私、頑張ってるよ」

 

声に出すこと。

言葉にすること。

それが、心の整理の第一歩なのです。

 

心の中で思うだけでは、思いは渦を巻くばかりです。

 

でも、お墓の前で言葉にすることで、その思いは「外」に出ます。

空気に触れます。風に流されます。

 

そして、不思議なことに、語りかけているうちに、答えが見えてくるのです。

 

「母なら、きっとこう言うだろう」

「母なら、こうするはずだ」

 

答えを出すのは、あなた自身です。

でも、その答えを引き出してくれるのが、お墓という「場所」なのです。

 

 

お墓は「形」にする力を持っている

投稿者の彼女は、「臨終とお葬式で涙が枯れ果てたのか、泣くことすらできない」と書いています。

 

悲しみが大きすぎて、どう処理していいか分からない。

 

あなたも、経験したことがあるかもしれません。

 

そんなとき、お墓は「悲しみの置き場所」になってくれます。

 

悲しみ、寂しさ、後悔、感謝——あなたの心の中にある、名前のつけられない感情の全てを、お墓という「形」にすることで、あなたは初めて、それらと向き合えるようになるのです。

 

見えないものは、コントロールできません。

でも、形にすれば、触れることができます。

 

お墓に手を合わせる。

花を供える。

水をかける。

 

その一つ一つの行為が、あなたの心を少しずつ、整えていくのです。

 

 

お墓参りは、あなたの「生きる軸」を取り戻す儀式

彼女は書いています。

「これから、どんな人生になるのか、不安でいっぱいだ」と。

 

不安になるのは当然です。

人生の羅針盤を失ったのですから。

 

でも、だからこそ、お墓参りなのです。

 

お墓の前に立つとき、あなたは自然と、こう問いかけるはずです。

 

「私は、これからどう生きればいいのだろう」

「あの人は、私に何を望んでいるだろう」

「私は、何のために生きているのだろう」

 

お墓参りは、亡くなった人に会いに行くだけの行為ではありません。

それは、自分自身と向き合う時間でもあるのです。

 

亡くなった人の前で、あなたは嘘をつけません。

見栄を張る必要もありません。

 

ありのままの自分で立つしかないのです。

 

そして、その「ありのまま」の自分と向き合うことが、あなたの「生きる軸」を取り戻すことにつながるのです。

 

 

お墓は、過去のための場所じゃない。未来のための場所

多くの人は、お墓を「過去」の象徴だと思っています。

でも、それだけではありません。

 

お墓は、あなたがこれから生きていくための「足場」なのです。

 

投稿者の彼女が、今日も、明日も、これから何十年も生きていくために——彼女には「母に相談できる場所」が必要なのです。

 

それは、物理的に母がいる場所ではありません。

でも、母との対話が生まれる場所です。

母の愛を感じられる場所です。

母に「見守られている」と実感できる場所なのです。

 

そして、その場所があることで、彼女は少しずつ、自分の足で立てるようになっていくのです。

 

 

あなたの心に、今、何が生まれていますか?

このブログを読んで、あなたの心に少しでも引っかかるものがあったなら——。

 

それは、あなたの中に「会いたい人」がいるからです。

「相談したい人」がいるからです。

「ありがとうと伝えたい人」がいるからです。

 

その思いを、心の中にしまったままにしないでください。

 

今週末、お墓参りに行ってみてください。

そして、語りかけてみてください。

 

「最近、こんなことがあってね」

「実は、こんなことで悩んでいるんだ」

「ありがとう。いつも見守ってくれて」

 

言葉にするだけでいいのです。

そうすれば、必ず何かが変わります。

あなたの心が、少しずつ、軽くなっていくはずです。

 

もし、お墓がまだないなら。

もし、お墓のことで迷っているなら。

もし、供養のことで誰かに相談したいなら。

 

私たち射場石利石材に、ぜひ一度お話を聞かせてください。

 

お墓は、単なる石ではありません。

それは、あなたと大切な人をつなぎ、あなたがこれからの人生を生きるための「安心」をつくる場所なのです。

 

家族への感謝、自分の生き方、これからの人生——そのすべてを見つめ直す場所が、お墓にはあります。

 

あなたの心に少しでも共感が生まれたなら、今すぐ行動してください。

 

お墓参りをしに行く。

私たちに相談する。

 

どちらでもいいんです。

その一歩が、あなたの人生の道しるべになります。

 

 

お墓。
それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を元気にしてくれるもの。

いってらっしゃい。

ふと見上げた冬空の向こうに、温かな笑顔を感じられますように……。

 

 

射場石利石材
六代目当主 射場一之

 

 

電話・メール・LINE、あなたにとって一番ストレスのない方法でご相談ください。
どうぞお気軽にご店ください。

 

【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj

 

【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872

 

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