射場石利石材株式会社

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2025.11.17

赤穂の誇りを石に刻む。三百年続く石工の魂と、今を生きる覚悟(246X left)

 

 

赤穂の誇りを石に刻む。三百年続く石工の魂と、今を生きる覚悟

昨日、おかげさまで当社は創立35周年を迎えました。

でも実は、私たちの本当の歴史は323年前から始まっています。

 

元禄十五年(1702年)。

赤穂浪士討ち入りの年に、当店の先祖は弓を捨て、石を刻み始めました。

 

 

松之廊下で失ったもの、石に込めたもの

もし、あなたが明日、すべてを失ったら何をしますか?

私たちの先祖は、まさにその状況に立たされました。

 

元禄十四年三月十四日。

江戸城松之廊下での刃傷事件。

主君・浅野内匠頭は即日切腹。

赤穂藩はお家断絶。

 

弓術師範としての地位も、武士としての誇りも、安定した暮らしも。

一瞬で、すべて消えました。

 

でも、先祖は生きた。

討ち入りには加わらず石工になった。

 

なぜ石工だったのか?

 

答えはシンプルです。

 

石は朽ちないから。

 

百年後も、二百年後も、そこに在り続けるから。

 

主君への想いを、永遠に刻むために。

忘れられることへの恐怖に、抗うために。

 

石に刻むことが、先祖にとっての「生きる証」だったのです。

 

 

あなたの「ありがとう」を、百年先に届けませんか?

ここで、あなたに質問です。

 

今、誰かに伝えたい言葉はありますか?

 

「ありがとう」「愛してる」「忘れないよ」。

 

そんな言葉を、今日伝えることはできます。

 

でも、百年後に生きる子孫たちにも、その想いを届けることができるとしたら?

 

それが、石に刻むということなんです。

 

私たちが今日お作りするお墓は、ただの「亡くなった人のための場所」ではありません。

 

まだ生まれていない曾孫が手を合わせる場所です。

 

あなたの想いが、百年後の家族の絆になる場所です。

 

三百年前、主君への想いから始まったこの仕事は、今は「あなたの想い」を未来へ繋ぐ仕事になりました。

 

 

 

「射場」という名に込められた、武士の矜持

当家の苗字は「射場」といいます。

 

石工なのに、なぜ「射場」?

不思議ですよね。

 

これは推測ですが、職人になっても「武士の魂を忘れるな」という先祖のメッセージだと考えています。

 

江戸時代、士農工商という身分制度がありました。

武士から職人になることは、身分を下げることでした。

それで先祖は「射場」を氏とした。

 

「私たちは石を刻むが、弓術師範の血を忘れない」

「形は変わっても、誇りは変わらない」

 

その覚悟が、「射場」という名に秘められているのです。

 

――これって、今を生きる私たちにも響きませんか?

 

転職しても、環境が変わっても、自分の「芯」は変えない。

形は変わっても、大切にしているものは守り続ける。

 

三百年前の覚悟が、令和の今も私たちを支えています。

 

 

 

証明できないからこそ、信じる力がある

正直に言います。

赤穂藩士の末裔だと証明する資料は、ありません。

戦争や火事で失われたのか、もともと無かったのか。

それは分かりません。

なので、戸籍でたどれる範囲で私は六代目を名乗っています。

 

だから私たちは、口伝と「射場」という氏と、三百年受け継がれてきた石を刻む技だけを信じてきました。

 

でも、これが私たちの誇りなんです。

証明できないものを信じ、受け継いできた。

その覚悟こそが、323年間「石利(いしり)」の暖簾を守ってきた力です。

 

考えてみてください。

あなたの人生にも、証明できないけど大切なものがあるはずです。

 

親の愛情、友人との絆、自分の可能性。

 

証明書なんてありません。

でも、信じるから前に進めるんです。

信じる力が、未来を作る。

私たちは、それを三百年かけて学びました。

 

 

 

 

「石利」という屋号に込めた、利他の精神

 初 代    平(生 年 不 明)
 弐代目    助(嘉永 7年生)
 参代目  三 郎(明治19年生)
 四代目    一(明治40年生)
 五代目    之(昭和15年生)
 六代目 一   之(昭和40年生)

 

「石利(いしり)」。

この屋号には、「石工の技をもって利他を為す」という志が込められています。

 

自分のためじゃなく、誰かのために。

 

これが、三百年続く私たちの原点です。

 

そして、私が現代風にアレンジした座右の銘が、「喜ばれる存在になる」「未来の誰かの笑顔のために行動する」です。

 

でも、これって難しいことじゃありません。

 

今日、あなたが誰かに笑顔で挨拶する。

困っている人に手を差し伸べる。

家族に「ありがとう」と伝える。

 

そんな小さな行動一つひとつが、未来を変える力を持っています。

 

私たちが今日刻む石が、百年後の誰かの笑顔を作る。

 

それと同じように、あなたの行動一つひとつが、未来を変える力を持っているんです。

 

だからこそ、今日という一日を、誰かのために全力で生きてみませんか?

 

 

六代、三百二十三年。受け継がれる想い

初代・利平から数えて、現在は六代目・一之。

 

明治も、大正も、昭和も、平成も、令和も。

戦争があり、震災があり、時代の大きな波がありました。

 

それでも「石利」の暖簾は守られ、想いは受け継がれてきました。

なぜ続けられたのか?

 

答えは簡単です。

 

「誰かのために」という想いが、時代を超えて人の心を動かすから。

 

あなたにも、きっとあるはずです。

守りたいもの、受け継ぎたいもの、未来に残したいもの。

 

それを見つけて、行動に移す。

たったそれだけで、あなたの人生は誰かの未来を照らす光になります。

 

 

35周年、そして323年目の誓い

昨日、法人としての当社は35周年を迎えました。

でも、弓を置き鑿を握った日から数えれば、323年目です。

 

射場石利石材は、今日も石と向き合います。

あなたの「ありがとう」を、百年先まで。

あなたの「愛してる」を、永遠に。

あなたの想いを、石に刻んで、未来へ届けます。

 

そして、あなたにも問いかけたい。

今日、誰のために生きますか?

 

あなたの答えが、百年後の誰かの笑顔を作るかもしれません。

 

射場石利石材
創業 元禄十五年(1702年)
設立 平成二年(1990年)11月16日

あなたの想いを、石に。未来に。

 

 

 

射場石利石材
六代目当主 射場一之

 

 

電話・メール・LINE、あなたにとって一番ストレスのない方法でご相談ください。
どうぞお気軽にご店ください。

 

【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ

メ ー ル:info@iba.co.jp
L I N E :https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj

 

【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872

 

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