
2025.10.26
効率化の波に流されていませんか? お墓が教える、人生で本当に大切なこと(268X left)
お墓参り、最後に行ったのはいつですか?
この問いに、すぐ答えられない方が増えています。
忙しい、時間がない、遠い。
――理由はいくらでもあります。
でも本当は、私たちの生活が「効率化」に支配されて、大切な何かを見失っているのではないでしょうか。
私たちは、元禄十五年、西暦1702年の創業から三百年以上、何代にもわたって「人の最期」に寄り添い続けてきました。
今の時代、効率化や便利さが叫ばれる中で、私たちはその真逆を生きています。
お墓という“不便な存在”から人生の本質を学び、それを伝えることが、私たちの使命の一つだと考えています。
「便利さ」があなたから奪ったもの
最近、ある知人がこう言いました。
「忙しくてお墓参りに行かれへんから、代行サービスを使ってん。写真も送られてくるし、便利やからね」
私は尋ねました。
「その写真を見たとき、何を感じましたか?」
その方は、しばらく黙った後、こう答えたのです。
「正直、何も感じへんかったなぁ。きれいになった墓石の写真を見ても、ただそれだけ……何か大切なものが足らへんような気ぃもした。」
便利さを追いかける中で、立ち止まる時間を持っていますか?
料理はデリバリー、掃除はロボット、買い物はワンクリック。
確かに時間は浮きます。
でも、その浮いた時間で、あなたは本当に大切なことをしているでしょうか?
家族との会話は?
大切な人への感謝は?
自分の心と向き合う時間は?
三百年間、先祖代々、人の最期を見つめ続けてきた私たちだからこそ、断言できます。
人生の最期に後悔するのは、「もっと効率的に生きればよかった」ではありません。
「もっと家族と過ごせばよかった」
「もっとゆっくり、大切な人と向き合えばよかった」
―そういう後悔なのです。
お墓参りでしか得られないもの
ある家族の話をさせてください。
その家族は、毎年お盆に三世代揃ってお墓参りに行かれます。
おじいさまがお孫さんに、お墓を拭きながらこう言うのだそうです。
「ここにいるひいおじいちゃんはな、戦争から帰ってきて、一生懸命働いたんや。お前が今、こうして元気でおるんも、ひいおじいちゃんが頑張ってくれたからやで」
お孫さんは真剣な顔でお墓を拭きながら、聞いているそうです。
似たようなお話を聞くたびに、私は確信するのです。
これこそが、お墓参りの本当の価値だと。
お墓参りの価値は、墓石がきれいになることではありません。
あの場所に立ち、手を合わせ、故人と対話する――その時間そのものに意味があるのです。
汗をかきながら墓石を磨く。
雑草を抜く。
花を供える。
その一つ一つの行為が、あなた自身の心を整え、生き方を問い直す瞬間になる。
そして、家族の絆を深め、命のつながりを実感する場所になる。
これは、どんなに便利なサービスでも、絶対に代わりができないものなのです。
効率化の時代に、お墓が教えてくれること
誤解を恐れずに言うと、お墓は徹底的に不便です。
定期的に足を運ばなければならない。
手入れも必要。
費用もかかる。
天気が悪くても、遠くても、場合によっては行かなければならない。
効率だけを考えれば、デジタル墓地や散骨のほうが合理的かもしれません。
でも、あえて言います。
だからこそ、意味があるのです。
不便だからこそ、そこに向かう理由が生まれる。
手間がかかるからこそ、故人への想いが深まる。
時間がかかるからこそ、自分の生き方を見つめ直す機会になる。
面倒くさいからこそ、家族が一緒に行く理由になる。
お墓は、私たちに静かに、しかし確実に問いかけています。
「お前は、何を大切にして生きてるんだ?」と。
効率化の波は、これからもどんどん加速していくでしょう。
AIが、ロボットが、システムが、私たちの代わりにあらゆることをしてくれる時代がやってきます。
でも、だからこそ私たちは立ち止まって考えなければなりません。
あなたの人生で、絶対に人任せにしてはいけないものは何ですか?
射場石利石材が三百年間、守り続けてきたもの
元禄十五年から三百年以上——この長い歴史の中で、私たちが一貫して守り続けてきたものがあります。
それは、「お墓は単なる石ではない」という信念です。
お墓は、家族の絆を繋ぐ場所です。
命のつながりを実感する場所です。
自分の生き方を問い直す場所です。
そして、未来の誰かに想いを託す場所なのです。
だから、射場石利石材は「ただ墓石を売る石材店」ではありません。
私たちは、お墓を通じて「あなたらしい生き方」を一緒に考えるパートナーなのです。
あなたが人生で何を大切にし、何を未来に残したいのか――その想いを、三百年の経験と知恵で形にするお手伝いをします。
私たちの仕事は、お墓を建てることではありません。
人の想いを、未来へ繋ぐことです。
今、あなたに問いかけたいこと
便利さに流されそうになったとき、立ち止まって考えてみてください。
今、あなたの手の中にある大切なものは何ですか?
効率化と引き換えに、何を失ってきましたか?
そして、これから何を守り続けますか?
その答えが見つからないとき、どうか一度、私たちに話を聞かせてください。
お墓の話だけではありません。
あなたの生き方、家族への想い、未来への希望——そういう話を、一緒にさせてください。
三百年以上、人の想いと向き合ってきた私たちだからこそ、お伝えできることがあります。
伝統を守りながらも、時代に合わせた新しい形も提案できます。
何より、あなたの想いに真剣に耳を傾け、一緒に答えを探します。
「未来の誰かの笑顔のために行動する」——これが、私たち射場石利石材のモットーです。
あなたの未来、そしてあなたの大切な人の未来のために――今、できることを一緒に考えましょう。
まずは、お話を聞かせてください。
お墓のこと、家族のこと、人生のこと――何でも構いません。
三百年の歴史が、きっとあなたの力になります。
お墓。
それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を元気にしてくれるもの。

射場石利石材
六代目当主 射場一之
お問い合わせ・ご相談は、お気軽にどうぞ。
あなたの想いを、私たちに預けてください。
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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