2025.10.08
お墓参りが教えてくれる—幸せを呼ぶ『随喜功徳』の力(286X left)
このブログは、お墓参りという習慣を通して、「毎日を心豊かに暮らし、幸せで充実した人生」にするためのヒントを探していくブログです。
あなたは、人の幸せを心から喜べていますか?
正直に答えてください。
同僚が昇進した時、友人が結婚した時、隣の家族が笑い合っている時——あなたは心の底から「良かったね」と言えていますか?
私は長年、多くの方々のお墓参りに寄り添ってきました。
その中で気づいたことがあります。
人生の後半になって初めて、「人の幸せを素直に喜べなかった自分」に気づき、深く後悔される方がいらっしゃるということです。
「もっと妻の小さな喜びを一緒に喜んであげればよかった」
「子どもが賞状をもらった時、忙しさを理由に流してしまった」
「親が元気なうちに、もっと感謝を伝えておけばよかった」
お墓の前で手を合わせながら、そう涙される姿を、私は何度も見てきました。
「随喜功徳」——お墓参りが教えてくれた、幸せの本質
「随喜功徳」という仏教の教えがあります。
他人の喜びや幸せを見て心から喜ぶこと。
その喜びそのものが功徳となり、自分に返ってくる——そんな教えです。
実は、お墓参りという行為そのものが「随喜功徳」なのです。
ご先祖様が懸命に生きてくださったこと。
戦争や貧しさの中で、必死に家族を守り抜いてくださったこと。
その苦労と愛情に思いを馳せ、「ありがとうございます」と手を合わせる。
これこそが、過去の善き生き方を喜び、敬う行為なのです。
私たち射場石利石材は、単に石を売る商売ではありません。
お墓という場所を通じて、ご家族の心を繋ぎ、感謝の気持ちを育む場を作ることが使命だと考えています。
67歳の男性が涙した、お墓参りの力
定年退職後、何をしても心が満たされることなく、道を踏み外して保護観察の対象となってしまった67歳の男性。
「仕事一筋で生きてきた。でも今、何のために生きているのかわからない」と。
私はその方の最後の面接で、まずご先祖様のお墓参りを習慣にしてみませんかとお勧めしました。
保護観察の終了から三ヵ月後、その方が私を再び訪ねてくださいました。
驚きました。
表情が、まるで別人のように穏やかになっていたのです。
「先生、不思議なんです。祖父母の墓前で、あの人たちがどんな苦労をして私たち家族を守ってくれたか想像するようになった。そしたら、妻や子どもたちへの感謝が自然と湧いてきて。孫が保育園で描いた絵を見せてくれた時、初めて心から『すごいね!』って言えたんです。その時の孫の笑顔を見て、私まで涙が出ました」
この方は今、週に一度お墓参りをし、そして毎日家族の小さな幸せを一緒に喜ぶことを習慣にされています。
「人の喜びを喜べる自分になれた。これが本当の幸せなんですね」と。
今日から始める「随喜功徳」の実践
難しく考える必要はありません。
娘さんが美味しそうにご飯を食べている姿に「良かったね」と微笑む。
奥さんが買ってきた花を「きれいだね」と一緒に眺める。
同僚の小さな成功を「おめでとう」と心から祝う。
そして、月に一度、ご先祖様のお墓に手を合わせ「おかげさまで今日も元気です」と報告する。
それだけで、あなたの人生は確実に変わり始めます。
なぜなら、人の喜びを喜べる心こそが、自分自身の心を最も豊かにしてくれるからです。
これは、創業の元禄15(1702)年から320年以上、何千ものご家族を見守り続けてきた射場石利石材だからこそ、自信を持って断言できることです。
今日、あなたの身近な誰かの「良かったこと」を、心から喜んでください。
そして今週末、ご先祖様のお墓に手を合わせに行ってください。
その一歩が、あなたの人生を輝かせる始まりになります。
お墓。
それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を元気にしてくれるもの。
行ってらっしゃい。
あなたが誰かの幸せを喜んだその瞬間、あなた自身が最高に輝きます。
さあ、今日も感謝の心で、一歩を踏み出しましょう!
射場石利石材
六代目当主 射場一之
電話・メール・LINE、あなたにとって一番ストレスのない方法でご相談ください。
もちろん、来店でのご相談も承っています。
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
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