射場石利石材株式会社

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2025.09.24

その人の声、まだ聞こえますか──お墓参りがくれる“生きる力”(309X left)

 

このブログは、
「お墓参りという習慣の根差した暮らしの豊かさ」
「お墓参りという習慣がないとどんな損をするか」
を、お伝えしたくてお届けしています。

 

 

 

亡くなった人の想いに、後から気づくことがある。

 

──あなたにも、そんな経験ありませんか?

 

ふとした瞬間に、あの人の笑顔が浮かぶ。
買い物中に、あの人が好きだったお菓子を見つけて手が止まる。
庭に咲いた花を見て、「おばあちゃんが好きだったな」と思い出す。
今、誰かの顔が浮かんだなら、その人はきっと、あなたの中で生き続けています。

 

でも、その想いに「ちゃんと向き合う時間」、持てていますか?

 

お墓参りという習慣は、命の記憶に触れる時間です。
お墓の向こうにいるのは、ただの“故人”ではありません。

おじいちゃんが庭で笑いながら教えてくれた野菜の育て方。
お母さんが夜遅くまで作ってくれた誕生日ケーキの味。
お父さんが運転する車の助手席で聞いた、あの時の言葉。
そのすべてが、あなたの中に根を張っている。
お墓参りは、その根に水をやるような行為なのです。

 

お墓参りが暮らしに根付いている人は、日々の中で「感謝の視点」を持っています。
例えば、季節の変わり目に「今年もこの花が咲いた」と手を合わせる。
家族が元気でいることに「ありがとう」とつぶやく。
そんな小さな祈りが、心の中に静かな灯をともしてくれる。
それは、忙しさに流されがちな日常の中で、自分を取り戻す時間でもあります。

 

逆に、お墓参りという習慣がない暮らしには、見えない損失があります。
それは、命のつながりを感じる機会の喪失。
ある女性は、母親の七回忌を過ぎても一度もお墓に足を運べず、ある日、娘が「おばあちゃんってどんな人だったの?」と聞いてきた時、言葉に詰まり、涙がこぼれたそうです。

「ちゃんと向き合ってこなかったから、思い出が語れない」──その後悔は、静かに心を蝕みます。

 

お墓参りをしないことで失うのは、記憶だけではありません。
それは、自分自身の“根っこ”を見失うことでもあるのです。

だからこそ、お彼岸の今こそ、行ってほしい。
あなたが次に休みを取れる日、それを「お墓参りの日」にしてみてください。
遠くても、時間がなくても、まずは手を合わせるだけでもいい。
お墓の前で、何も言葉が出なくても構いません。
ただ、そこに立つだけで、心の奥に眠っていた“命の記憶”が、静かに目を覚まします。

お墓参りは、亡き人に会いに行く時間であり、
同時に、自分自身に会いに行く時間でもあります。
そこには、過去と現在が手を取り合うような、あたたかい空気が流れています。

 

お墓。
それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を元気にしてくれるもの。

行ってらっしゃい。
あなたの一歩に、命の記憶がそっと寄り添いますように……。

 

 

射場石利石材株式会社
六代目当主 射場一之

 

 

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【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ

 

【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872

 

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