2025.09.23
お墓参りがくれる“生きる力”──祖先との対話が、あなたの心を整える(301left)
このブログは、
「お墓参りという習慣の根差した暮らしの豊かさ」
「お墓参りという習慣がないとどんな損をするか」
を、お伝えしたくてお届けしています。
自分が今ここに生きているのは、誰のおかげか——
そんな問いを、今日だけは静かに胸に置いてみませんか。
秋分の日。
国民の祝日として「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ」日と定められたこの日は、お墓参りを通じて、自分の“命のルーツ”に触れる大切な時間です。
今朝の読売時事川柳に、こんな一句がありました。
「累代の故人の歳はみな超えた」
この言葉に、私は思わず目が釘付けになりました。
自分が今、生きていること。
それは、何代にもわたる命の積み重ねの上にあるという事実。
その重みを、私たちはどれほど感じながら日々を過ごしているでしょうか。
幼い頃、祖母が仏壇の前で手を合わせながら「ありがたいねぇ」とつぶやいていた姿が、今も心に残っています。
その言葉の意味は、当時はよくわかりませんでした。
でも今ならわかります。
「ありがたい」とは、「有ることが難しい」——
つまり、今ここに自分が存在していることが、どれほど奇跡的で尊いかということ。
お墓参りは、亡き人のためだけのものではありません。
それは、生きている私たち自身の心を整える時間です。
墓前で手を合わせるとき、私たちは「誰かの子」であり「誰かの孫」であることを思い出します。
その瞬間、孤独がすっと和らぎ、心に温かい風が吹くのです。
父は、墓前に立つたびにこう言っていました。
「ここがわが家のルーツや」
その言葉を聞くたびに、私は自分がどこから来たのかを思い出し、どこへ向かうべきかを静かに考えるようになりました。
逆に、お墓参りという習慣がないと、どうなるでしょうか。
祖先とのつながりを感じない生活は、根無し草のような不安定さを生むかもしれません。
ルーツを忘れることは、自分の存在価値を見失うことと同じです。
忙しさに流され、命の記憶に触れないまま過ごす日々は、
どこか空虚で、心の芯が揺らいでしまうのです。
お墓参りは、命の記憶に触れる時間。
それは、自分の存在を肯定し、「今日をどう生きるか」を優しく問いかけてくれる時間です。
もし、しばらくお墓に足を運んでいない方がいたら、
今日という日に、ぜひ一歩を踏み出してみてください。
遠くても、近くても、手を合わせるだけでいい。
その行為が、あなたの心に静かな灯をともしてくれるはずです。
お墓。
それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を元気にしてくれるもの。
Let’s お墓参り!
あなたの歩む道に、祖先のまなざしがそっと寄り添い、
今日という日が、あなたの人生に静かな力を与えてくれますように……。
射場石利石材株式会社
六代目当主 射場一之
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