2025.09.12
子どもの未来に本当に必要なもの──お墓参りが育む“感謝”と“家族の絆”(309 left)
このブログは、
「お墓参りという習慣の根差した暮らしの豊かさ」
「お墓参りという習慣がないとどんな損をするか」
を、お伝えしたくてお届けしています。
「子どものために」と言いながら、私たちは何を守り、何を手放してきたのでしょうか。
教育、習い事、便利な暮らし──それらを整えることに一生懸命になっているうちに、静かに消えていったものがあります。
今週の朝日歌壇に、こんな歌がありました。
「墓石の撤去されたる矩形地がいくつもありて村の墓団地」
かつてそこにあったはずの「命の記憶」が、静かに、確かに、消えていく。
整然と並ぶ空白の矩形地は、まるで「忘れられた家族の物語」の墓標のようです。
お墓参りという習慣は、単なる儀式ではありません。
それは、命のバトンを受け取る時間。
それは、家族の物語を子どもに手渡す瞬間。
それは、「自分は誰かに生かされている」と気づく、感謝の時間です。
けれど今、「よかれと思って」子どもに負担をかけないようにと、お墓を遠ざける人が増えています。
「面倒だから」「忙しいから」「子どもに継がせるのはかわいそうだから」──その優しさが、実は子どもから“命の記憶”を奪っているかもしれません。
お墓参りをしないことで、子どもが失うものは何でしょうか。
・家族の歴史を知らないことで、自分のルーツがわからなくなる
・亡き人の存在を忘れることで、感謝の心が育ちにくくなる
・命のつながりを感じられず、自分の存在に誇りを持てなくなる
これは、あなたの子どもにも関係あるかもしれません。
そして、これは「今」だからこそ、取り戻せるものでもあります。
お墓参りをすることで、子どもが得られるものは何でしょうか。
・自分が誰かに支えられて生きているという実感
・家族の物語を知ることで、アイデンティティが育つ
・故人との対話を通じて、感謝と優しさが心に根づく
お墓参りは、家族の絆を深める“暮らしの根”です。
それは、静かで力強い「命の教育」。
それは、未来に向かう子どもにとって、何よりの“心の栄養”です。
もし最近お墓に足を運んでいないなら──
次の週末、家族と一緒にお墓参りを計画してみてください。
故人の好きだった花やお供え物を持っていくと、自然と会話が弾みます。
お墓の前で、子どもに「この人がいたから、今の私たちがいるんだよ」と伝えてみてください。
その一言が、子どもの心に“命の記憶”を灯します。
お墓。
それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を元気にしてくれるもの。
行ってらっしゃい。
あなたの歩む道が、見えない誰かの祈りに守られていますように──静かに、確かに。
射場石利石材株式会社
六代目当主 射場一之
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