2025.09.08
「93歳の女性が語る“命をつなぐお墓参り”──忙しい現代人が忘れた心の灯」 —(313x left)
このブログは、
「お墓参りという習慣の根差した暮らしの豊かさ」
「お墓参りという習慣がないとどんな損をするか」
を、お伝えしたくてお届けしています。
「お盆も、お彼岸も、主人の月命日も、欠かしたことがないんですよぉ」
深いしわが刻まれた手を静かに合わせながら、昨日お伺いした93歳の女性はそう話して下さいました。
大きな家に一人暮らし。近所には養子さんがいらっしゃるものの、日々の暮らしはほとんどお一人。
それでも、暑くても寒くても、節目には必ずヘルパーさんと一緒にお墓へと足を運ぶ。
その姿は、まるで一本の芯が通った灯火のようで、静かでありながらも力強い存在感を放っていました。
夏の暑さ、冬の寒さ、体の痛み、雨の日だって大変。
それでも、お墓参りは欠かさない。
高齢者と現役世代ではハードルが違います。
ですが、93歳の女性の姿に学ぶべきものはないでしょうか……。
スマートフォンの通知や終わらない仕事に追われる毎日。
あなたは、何か大切なものを忘れてしまっていませんか?
忙しさに流されるだけの日々の中で、本当に大事なものを置き去りにしていませんか?
自分に問いかけてみてください。
お墓参りは、亡き人との対話であり、自分自身との対話の時間でもあります。
線香の香り、夏は熱く冬はひんやりした石に触れる感触……。
それらが、忘れかけていた感謝の心や、生きる力を呼び覚ましてくれるのです。
93歳の女性にとって、お墓参りはご主人との絆を守る時間。
そして、自分がどこから来たのかを確かめる時間でもあります。
命のルーツに触れ、次の世代へとその記憶を手渡す準備でもあるのです。
一方で、お墓参りという習慣がない暮らしには、見えない損失があります。
それは、命の記憶が薄れていくこと。
感謝の心が育ちにくくなること。
そして、自分の人生の軸が曖昧になってしまうことです。
お墓参りは、過去と現在と未来をつなぐ“心の儀式”。
それがあるだけで、「一人じゃない」と感じられる。
それがあるだけで、人生の節目に「一歩を踏み出す勇気」を持てる。
それがあるだけで、日々の暮らしに「静かな豊かさ」が宿るのです。
もし最近お墓参りに行っていないなら、次のお休みこそ行動に移してみてください。
遠くても、忙しくても、あの場所——墓前に立つだけでいいのです。
命のつながりを感じ、静かに手を合わせるその時間が、きっとあなたの心に新しい力を灯してくれるはずです。
お墓。それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を元気にしてくれるもの。
行ってらっしゃい。
あなたの歩む道に、やさしい光がそっと差し込みますように。
射場石利石材株式会社
六代目当主 射場一之
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