射場石利石材株式会社

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2025.09.06

命の奇跡に手を合わせる──忘れかけた命の記憶をつなぐ時間」(315x left)

 

このブログは、
「お墓参りという習慣の根差した暮らしの豊かさ」
「お墓参りという習慣がないとどんな損をするか」
を、お伝えしたくてお届けしています。

 

 

昨日(R7,9,5)の朝日新聞夕刊にこんな記事がありました。

 

特攻から生還 つながった命 攻撃受け落下傘で降下 映像囲んだ遺族 ひ孫「今僕がいるのは奇跡」

 

 

「今、僕がいるのは奇跡だと思う」

 

戦後80年の節目に語られた、ある14歳の少年の言葉です。

 

特攻から生還した曾祖父の命がつながり、今の自分がある——その事実に、彼は「教科書の中のことだった戦争が身近に感じられた」そうです。

 

この記事を読んで私は、胸の奥がじんと熱くなりました。

 

私たちは、どれほどの“奇跡の連続”の上に立っているのでしょうか。

 

戦火をくぐり抜けた命、病を乗り越えた命、時代の荒波に耐えた命。

そのすべてが、私たちの「いま」を形づくっているのです。

 

でも、日々の暮らしの中で、その奇跡に気づく瞬間は、そう多くありません。
スマホを見つめ、時間に追われ、過去を振り返る余裕もなく。
だからこそ、私は「お墓参り」という習慣が、どれほど尊いものかを伝えたいのです。

 

──先日、あるお墓に一組のご家族がお参りされていました。

小さな手で花を手向けるのはお孫さんでしょうか。

その横で、静かにお墓を拭き清めるお父さん。

「おじいちゃん、ありがとう」とつぶやく声を、風がそっと私に運んでくれました。

その光景は、まるで命の記憶が家族の中に息づいているようでした。

 

お墓参りは、ただの儀式ではありません。

それは、“命の記憶”に触れる時間です。

 

石に刻まれた名前の向こうに、どんな人生があったのか。

どんな想いで家族を守り、どんな願いを残して旅立ったのか。

その想像が、私たちの心を豊かにし、感謝の気持ちを育ててくれます。

 

逆に、お墓参りという習慣がない暮らしはどうでしょうか。

命のつながりを感じる機会が減り、自分が“誰かの願いの先にいる存在”だという実感も薄れてしまう。

 

それは、根のない木のようなものかもしれません。

どんなに枝葉が広がっても、土に触れなければ、やがて風に揺らされて折れてしまう。

人は、過去に触れることで、未来に向かう力を得るのではないでしょうか。

 

私たち射場石利石材は、お墓を単なる石碑ではなく、命の記憶をつなぐ大切な場所と考えています。

 

お墓参りの文化を支えることは、命の物語を未来へと手渡すこと。

それが、私たちの使命です。

 

実際、あるお客様から「お墓があるから、子どもたちに命の話ができる」と言われたことがあります。

 

その言葉に、私たちは深く励まされました。

 

墓石に刻まれるのは、名前だけではありません。

 

そこには、想いがあり、願いがあり、つながりがあります。

 

次のお休みには、ぜひお墓参りに行ってみてください。

その一歩が、命の奇跡を感じる始まりになります。

 

その時間が、あなたの心を豊かにしてくれるはずです。

 

お墓。
それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を元気にしてくれるもの。

 

行ってらっしゃい。

あなたの歩む道が、誰かの希望の光となりますように……。

 

 

射場石利石材株式会社
六代目当主 射場一之

 

 

 

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◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872

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