射場石利石材株式会社

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ブログ

2025.09.03

命は“あたりまえ”じゃない ―― お墓参りが教えてくれる、生きる意味と感謝(318x left)

 

このブログは、
「お墓参りという習慣の根差した暮らしの豊かさ」
「お墓参りという習慣がないとどんな損をするか」
を、お伝えしたくてお届けしています。

 

 

「生きるため死体の上を歩いたの」ばあちゃんと僕が出会えた理由——今週の朝日歌壇にあった歌です。

 

 

この歌を読んだとき、胸の奥がギュッと締めつけられました。

 

それは、以前記事で読んだ、戦火の中を生き抜いた方のエピソードと重なったからです。

 

昭和20年、大阪の空が焼けた日。

その方は、まだ十代の少女でした。

 

空襲で家を失い、家族と離れ離れになり、焼け野原を裸足で歩いたそうです。

 

食べるものもなく、畑に残っていた大根の葉を煮て、泥水で米を炊いて命を繋いだ。

 

「生きるために、何でも食べた。何でも耐えた」

 

写真のその方の目は、遠くを見つめていました。

 

 

そんな時代を生き抜いた人がいたから、今の私たちがいる。

命は、誰かの犠牲と祈りの上に成り立っている。

 

それは、決して“あたりまえ”ではなく、“奇跡”なのです。

 

でも、忙しい現代を生きる私たちは、その奇跡を忘れがちです。

 

仕事に追われ、スマホに夢中になり、家族とゆっくり話す時間もない。

 

「命のありがたさ」なんて、考える余裕すらないかもしれません。

 

そんなあなたにこそ、伝えたい。

 

お墓参りという習慣は、命の奇跡を思い出すための“習慣”です。

 

墓前に立ち、手を合わせた瞬間、胸の奥から何かが溢れ出す。

 

涙なのか、懐かしさなのか、言葉にならない感情がこみ上げてくる。

 

それは、命の記憶が呼び起こされる瞬間です。

 

お墓は、ただの石碑ではありません。

 

そこには、家族の歴史が刻まれています。

 

「あの人がいたから、今の私がいる」

 

そう思える場所があることは、心の支えになります。

 

そして、お墓参りは家族が集まるきっかけにもなります。

 

墓前で語る思い出話、ひいおばあちゃんの昔話、祖父母の苦労話——

 

それらが、命の繋がりを実感させてくれるのです。

 

逆に、お墓参りという習慣がない暮らしは、命の根っこを見失う危険があります。

 

過去と現在が断絶され、今だけを生きる感覚になってしまう。

 

それは、心の軸を失うことでもあるのです。

 

 

私たち射場石利石材は、石材業を通じて「命の記憶を未来に繋ぐ」お手伝いをしています。

 

お墓は、命の証であり、感謝の形です。

 

だからこそ、私たちは一つひとつの石に、命の重みを込めて向き合っています。

 

 

忙しい日々の中で、家族のことを考える時間がなくなってしまっているあなたへ。

 

次の休みには、ぜひ家族と一緒にお墓参りに行ってみてください。

 

そこで感じた何かが、あなたの心を変えるかもしれません——それが、命の声です。

 

お墓。

それは、今日を笑顔にするもの。

それは、明日を元気にしてくれるもの。

 

どうか、あなたの歩む日々が、命の記憶に守られ、感謝に満ちたものでありますように……。

いってらっしゃい。

 

射場石利石材株式会社
六代目当主 射場一之

 

 

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【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ

 

【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872

 

 

 

 

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