2025.08.26
82年の時を超えて──日系2世が父に伝えた「生きてきた証」(326x left)
このブログは、
「お墓参りという習慣の根差した暮らしの豊かさ」
「お墓参りという習慣がないとどんな損をするか」
を、お伝えしたくてお届けしています。
フィリピン生まれの日系2世が82歳で初めて父の墓前に立つ。
昨日の毎日新聞の夕刊に、初めて来日して父のお墓参りをしたという日系2世の記事がありました。
戦争の混乱の中で、生まれる前に父と離れ離れになった日系2世。
人生のすべてを、父のことは何も知らずに過ごしてきた。
そして今年、彼は初めて来日。
異母弟が持参した父の遺影に口づけをした。
翌日、彼は初めて父の眠る墓前に立った。
クリスチャンの彼はフィリピンから持参したロウソクに火をつけ、十字を切りキリスト教式の祈りを捧げた。
その祈りは、82年分の「会いたかった」が詰まった、静かな祈りだったことでしょう。
その隣で異母弟は「あなたの息子が、はるばるフィリピンから墓参りに来たよ」と父に語りかけたそうです。
私の瞼には、風がそっと吹き抜ける中、「父さん、やっと来られました──」と、小さくつぶやく彼の姿が浮かびました。
きっとその時の言葉には、空気が震えたことでしょう。
そして墓石の向こうからは「よく来たな」と声が返ってきたのではないでしょうか。
あなたにも、こんな瞬間がありませんか?
ふとした時に、亡き人の声を感じるような瞬間。
何気ない日常の中で、家族の記憶がよみがえるような瞬間。
私たちは忙しさに追われる日々の中で、「命の記憶」に触れる時間を、つい後回しにしてしまいがちです。
でも、ほんの少し立ち止まってみると、そこには確かに、亡き人からのメッセージがあるのです。
命の記憶とは、亡き人からのメッセージを感じることです。
お墓参りは、ただの習慣ではありません。
それは、家族のルーツに触れる時間であり、今を生きる自分自身を見つめ直す、心のリセットでもあります。
彼が父の墓前で感じたものは、「つながり」なんて抽象的な言葉で語りきれるものではないでしょう。
それは、命のバトンを受け取った実感であり、「自分はここにいていいんだ」と思える、深い肯定の瞬間だったのではないでしょうか。
たった30分でも構いません。
次の休日、ぜひお墓参りという“心の旅”に出かけてみてください。
家族の声を聞ける場所は、案外すぐそばにあります。
そしてその場所は、あなたの人生を静かに支えてくれるはずです。
私たちは、お客様一人ひとりの想いを大切にしたいと考えています。
ゆえに、電話や訪問をはじめとした営業活動は一切行っておりません。
安心して、ご自身のタイミングでご相談ください。
電話番号:0120-148183
メール:info@iba.co.jp
LINE:https://line.me/R/ti/p/@582fiyxj
電話・メール・LINE、あなたにとって一番ストレスのない
方法でご相談ください。
もちろん、来店でのご相談も承っています。
お墓。
それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を元気にしてくれるもの。
それでは、今日という一日が、あなたにとって“命の記憶”と優しく結ばれる、あたたかな一歩となりますように……。
射場石利石材株式会社
六代目当主 射場一之
8月26日(火)
【巡る季節と、こころの遊歩道】
昨日もおもしろかった。
雨でびしょびしょだった靴に新聞紙を入れ何度か取り替えたら、朝にはすっかり乾いていたから。
だから、昨日もうれしかった。
【今日の道しるべ】
悲しみの生まれるところ、同時にその背後にはそっと思いやりが生まれるように思います。
【基本情報】
所 在 地:大阪府茨木市新和町16番19号
電話番号:0120-148183
営業時間:8:00~18:00
定 休 日:年末年始のみ
【資 格】
◇ 大阪府知事許可(般-4) 第87663号
◇ 労働大臣認定 1級技能士石加 第84号
◇ 経済産業省公認 石匠位認定 第89001号
◇ お墓ディレクター1級 05-100101-03
◇ 建築石材アドバイザー 222034
◇ 相続診断士 20333425
◇ 終活ガイド 00005872
新着情報