2025.07.20
「ありがとう」が届く場所――お墓は、ご先祖さまと心をつなぐ場所(363x left)
令和7年7月20日(日)
皆さん、こんにちは。
射場石利石材のブログへようこそ。
元禄十五年(1702年)の創業以来、
私たち射場石利石材は、
300年以上にわたり、
お墓を通じて
ご家族の想いを繋ぐお手伝い
をしてまいりました。
お墓と聞くと、
故人を偲ぶ場所、厳粛な場所
というイメージが強いかもしれません。
もちろんそれは大切な側面ですが、
私たち射場石利石材が長年培ってきた経験から、
お墓はもっと豊かで温かい場所だと確信しています。
それは、「幸せの交換」が行われる場所なのです。
お墓参りで感じる「清々しさ」の正体
お墓参りに行かれた後、
「なぜか心がすっきりした」
「清々しい気持ちになった」
と感じたことはありませんか?
これは決して偶然ではありません。
私たちは、
ご先祖さまに手を合わせ、
感謝の気持ちを伝えることで、
ご先祖さまから深い安らぎと
見守られている安心感を
いただいているのです。
考えてみてください。
もし、あなたが誰かのために心を込めて何かをして、
それが心から喜ばれたとしたら、
どんな気持ちになるでしょうか?
きっと、
大きな喜びと満足感に包まれるはずです。
それはご先祖さまも同じではないでしょうか。
ご先祖さまは、
私たちがこの世に生を受け、
日々の暮らしを送れていることの源です。
脈々と続く命の連鎖の中に、
私たちは存在しています。
そのことに思いを馳せ、
お墓の前で「ありがとう」と手を合わせる。
その感謝の気持ちこそが、
ご先祖さまにとって最高の、
そして何より嬉しい供養となるのです。
私たちが感謝を伝えれば伝えるほど、
ご先祖さまはきっと
「よく来てくれた」「元気そうで嬉しい」と感じ、
私たちを温かく見守ってくださるでしょう。
この
「感謝を捧げ、喜びを受け取る」という循環
こそが、
「幸せの交換」の本質
だと私たちは考えています。
「感謝されること」がご先祖さまの喜び
あるお客様から、
こんなお話を聞いたことがあります。
「先日、久しぶりにお墓参りに行って、
家族みんなで先祖の話をしました。
子どもたちが
『おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとう』
って手を合わせているのを見て、
本当に胸がいっぱいになりました。
帰りの車の中で、
何だかすごく心が軽くなったんです。」
このお話は、
「感謝されること」が
どれほど大きな力を持つかを
教えてくれます。
ご先祖さまは、
私たちが幸せに暮らしていること、
そして
自分たちのことを忘れずにいてくれることを
心から願っているはずです。
私たちが手を合わせ、
感謝の言葉を伝える瞬間、
きっとご先祖さまも、
遠い世界から
笑顔で私たちを見守ってくださっている
に違いありません。
これは、難しいことではありません。
豪華なお供え物や、
高価な墓石が必要なわけではありません。
ただ、「心からのありがとう」。
その一言が、
何よりもご先祖さまを喜ばせ、
供養となるのです。
そして、
その温かい気持ちは、
巡り巡って私たち自身の心にも、
確かな幸せとなって返ってきます。
射場石利石材が考える「お墓と暮らしの豊かさ」
私たち射場石利石材は、
お墓は単なる「石の建造物」ではない
と考えています。
それは、
家族の歴史を刻み、
代々受け継がれる「心のより所」であり、
生と死、過去と未来が交差する
「大切な場所」です。
私たちは、
お客様がご先祖さまとの
「幸せの交換」をより深く感じられるよう、
心を込めてお墓づくりに取り組んでいます。
300年を超える歴史の中で培われた確かな技術と、
お客様一人ひとりの想いに寄り添う
丁寧な姿勢を大切にしています。
お墓の修理から、新しいお墓の建立、
そして日々のメンテナンスに至るまで、
「このお墓があってよかった」
と心から思っていただけるよう、
全力を尽くしています。
お墓参りという習慣が、
これからも日本の美しい文化として、
人々の暮らしに根差し、
幸せを育む場所であり続けることを願っています。
ぜひ、このブログを通して、
お墓参りの持つ本当の温かさ、
そして
ご先祖さまとの絆の尊さについて、
改めて感じていただければ幸いです。
私たち射場石利石材は、
これからも
「百年先の墓石にこだわる」
という想いとともに、
皆様の「幸せの交換」の場を
心を込めてお手伝いさせていただきます。
お墓。
それは、今日を笑顔にするもの。
それは、明日を元気にしてくれるもの。
今後のブログでは、
お墓参りの具体的な方法や、
ご家族で楽しめる
お墓参りのヒントについて
ご紹介できればと思います。
何かお墓に関するご質問や、
こんなテーマで記事を書いてほしい
というご要望がありましたら、
ぜひコメントで教えてくださいませ。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
【巡る季節と、こころの遊歩道】
昨日もおもしろかった。
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